特許
J-GLOBAL ID:200903015996179217

ふっ素含有排水の処理方法及び処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-315229
公開番号(公開出願番号):特開平7-163986
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 ふっ素含有排水の凝集沈澱処理システムにおいて、アルミニウム塩の反応効率を上げ、処理結果物として発生する沈澱物の量を減じることを目的とする。【構成】 1段目の原水処理槽11にカルシウム塩に加えてアルミニウム塩を注入してアルミニウム塩をよりふっ素濃度が濃厚な排水に接触させることにより、共沈効果を高めてアルミニウム塩の使用量を減少せしめるとともに、2段目の上澄水処理槽13で過剰に注入されるアルミニウム塩の量を大幅に減少せしめることにより、2段目で発生する過剰のアルミニウム塩によって生じる沈澱物の量を大幅に減少せしめる。
請求項(抜粋):
カルシウム塩・アルミニウム塩注入工程と、前段ふっ化物除去工程と、アルミニウム塩注入工程と、後段ふっ化物除去工程とを有するふっ素含有排水の処理方法であって、カルシウム塩・アルミニウム塩注入工程は、排水原水にカルシウム塩とアルミニウム塩とを注入する処理であり、前段ふっ化物除去工程は、前記工程を経た排水原水中からふっ化カルシウムとふっ素イオンと共に共沈する水酸化アルミニウムを沈澱させてふっ化物を除去し、その上澄水を後工程に給液する処理であり、アルミニウム塩注入工程は、給液された上澄水にアルミニウム塩を注入する処理であり、後段ふっ化物除去工程は、アルミニウム塩が注入された上澄水中に残留するふっ素分を水酸化アルミニウムとの共沈により除去する処理であることを特徴とするふっ素含有排水の処理方法。
IPC (4件):
C02F 1/58 ZAB ,  B01D 21/01 ZAB ,  B01D 21/01 102 ,  C02F 1/52 ZAB
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭58-013230
  • 特開昭59-109286

前のページに戻る