特許
J-GLOBAL ID:200903015996361104

透析治療に於ける循環血液量の相対的変動測定装置及びその測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松岡 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027329
公開番号(公開出願番号):特開平6-218047
出願日: 1993年01月22日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 安価な測定装置で、しかも患者から採血する血液のロスがないので、循環血液量の相対的変動を小刻みに測定して知ることが簡単に尚且つ短時間に行え、適正な体液除去速度で透析治療が出来る。【構成】 透析治療中に患者の血液の一部が、測定用として血液回路1から容器本体4内部の導管5に取入れ、圧トランスデュ-サ-6で血液圧と濾液圧を検出させる。前記圧トランスデュ-サ-6の入力デ-タ-により膠質浸透圧検出部8で膠質浸透圧Pを求める。その値は演算処理部9に入力され、応用式に代入されて血漿総蛋白質濃度Cを求めると共に循環血液量の相対的変動率も求められる。前記演算処理部9の値は表示部10で表示される一方、測定された血液は血液回路1に戻されて上記測定を小刻みに測定する構造及び測定方法である。
請求項(抜粋):
採血部(1a)と返血部(1b)を両端に有したビニ-ルチュ-ブ等の血液回路(1)と、該血液回路(1)の中間位置に配置させたポンプ(2)及びダイアライザ-(3)とから成る透析装置に於いて、前記ダイアライザ-(3)よりも採血部(1a)側に接続させる取入口(4a)及び採血部(1a)位置よりも後方の適宜位置に接続させる排出口(4b)を有した容器本体(4)と、該容器本体(4)内部を貫通すると共にその両端が前記取入口(4a)と前記排出口(4b)とにそれぞれ接続する多数本から成る半透膜の導管(5)と、前記容器本体(4)端部の血液圧と内部の濾液圧を測定する圧トランスデュ-サ-(6)と、該圧トランスデュ-サ-(6)のデ-タ-から膠質浸透圧Pを求める膠質浸透圧検出部(8)と、該膠質浸透圧検出部(8)のデ-タ-を基に血漿総蛋白質濃度Cを算出し、その値を基に循環血液量の相対的変動率を算出する演算処理部(9)と、その演算処理部(9)の値を表示する表示部(10)とから少なくとも構成させたことを特徴とする透析治療に於ける循環血液量の相対的変動測定装置。
IPC (2件):
A61M 1/14 357 ,  A23J 1/06

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