特許
J-GLOBAL ID:200903016000844356

二次電池の充電率推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和泉 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-357705
公開番号(公開出願番号):特開2004-191113
出願日: 2002年12月10日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
【課題】充放電の切替え時における推定誤差を低減した二次電池の充電率推定装置を提供する。【解決手段】(数1)式に示す連続時間系の電池モデルの開路電圧V0を、(数4)式で近似して適応デジタルフィルタ演算を行い、(数4)式から係数パラメータA(s)、B(s)、C(s)および変数hを推定するパラメータ推定手段1と、充放電の極性が変化した場合に推定したパラメータのうちの内部抵抗に関するパラメータを、充放電の極性に基づいて定められた比率に応じて補正する補正手段2と、補正後の係数パラメータから(数5)式を用いて開路電圧V0を推定する開路電圧演算手段3と、推定した開路電圧V0を用いて、予め求めた開路電圧V0と充電率SOCの関係から充電率を推定する充電率推定手段4と、を備えた二次電池の充電率推定装置。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
二次電池の電流Iと端子電圧Vとを計測し、適応デジタルフィルタを用いて、前記電流Iと端子電圧Vの計測値から開路電圧V0を推定し、予め求めた開路電圧V0と充電率SOCとの関係に基づいて充電率を推定する充電率推定装置において、 下記(数1)式に示す連続時間系の電池モデルの開路電圧V0を、下記(数2)式で近似することで下記(数3)式とし、(数3)式と等価な下記(数4)式を用いて適応デジタルフィルタ演算を行い、(数4)式から係数パラメータA(s)、B(s)、C(s)および変数hを推定するパラメータ推定手段と、 充放電の極性が変化した場合に、前記推定したパラメータのうちの内部抵抗に関するパラメータを、少なくとも充放電の極性に基づいて予め定められた比率に応じて補正する補正手段と、 前記補正後の係数パラメータを(数2)式と等価な下記(数5)式に代入してV0G2(s)を算出し、これを開路電圧V0の代用とする開路電圧演算手段と、 上記の推定した開路電圧V0を用いて、予め求めた開路電圧V0と充電率SOCの関係から充電率を推定する充電率推定手段と、 を備えたことを特徴とする二次電池の充電率推定装置。
IPC (2件):
G01R31/36 ,  H01M10/48
FI (2件):
G01R31/36 Z ,  H01M10/48 P
Fターム (6件):
2G016CB03 ,  2G016CC27 ,  5H030AS20 ,  5H030FF42 ,  5H030FF43 ,  5H030FF44

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