特許
J-GLOBAL ID:200903016001377905

磁気撹拌溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-225405
公開番号(公開出願番号):特開平9-066365
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】 アーク溶接を行う際に安定した凝固組織の微細化を図り得る磁気撹拌溶接方法を提供する。【解決手段】 アーク溶接を行う際に、溶融池3に垂直方向の交番磁界を与え、該交番磁界と溶融池3を流れる直流の溶接電流とにより生じるローレンツ力で溶融池3に反転流を発生させ、該反転流により前記溶融池3を撹拌する磁気撹拌溶接方法において、アーク溶接用電極のウィービングを行い、接合すべき部材6,7間に谷状に形成される溶接溝8の溝面8a,8bに対して電極位置Pが近接した時に、溶融池3に対しワイヤ送給位置Qで供給される高温の溶融金属が常に前記溶接溝8の中央部側を通って回転するよう前記ウィービングの動作周期(曲線W参照)と磁界の交番周期(破線M参照)とを同期させるようにし、凝固組織の微細化に関与する高温の溶融金属の流れに対する溶接溝8の溝面8a,8bの影響を少なくする。
請求項(抜粋):
アーク溶接を行う際に、溶融池に垂直方向の交番磁界を与え、該交番磁界と溶融池を流れる直流の溶接電流とにより生じるローレンツ力で溶融池に反転流を発生させ、該反転流により前記溶融池を撹拌する磁気撹拌溶接方法において、アーク溶接用電極のウィービングを行い、接合すべき部材又は、前パスの溶接金属との重なり部に生ずる境界面に対して前記電極が近接した時に、溶融池に供給される高温の溶融金属が常に電極が近付きつつある境界面とは反対側に向って回転するよう前記ウィービングの動作周期と磁界の交番周期とを同期させることを特徴とする磁気撹拌溶接方法。
IPC (2件):
B23K 9/08 ,  B23K 9/12 350
FI (2件):
B23K 9/08 B ,  B23K 9/12 350 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-293673
  • 特開平1-095876

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