特許
J-GLOBAL ID:200903016002476915

液体濾過用フィルタ、膜エレメントおよびハウジングと膜エレメントの連結方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福島 祥人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-147630
公開番号(公開出願番号):特開平10-337447
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 着脱自在な膜エレメントとハウジングとの嵌合部に装着されるシール部材近傍に液溜まりが生じることのない液体濾過用フィルタ、膜エレメントおよびその連結方法を提供する。【解決手段】 ハウジングカバー2の内面中央には円筒状の連結部25が形成されている。膜エレメント4の上端には上部端板9が配置されている。上部端板9の突出部9cは膜エレメント4の集水管路12に連通する貫通部を有し、その外周面にOリング8が装着されている。突出部9cは連結部25の内部に嵌合される。上部端板9の上面9aには突起部9bがリング状に形成されている。締結リング3を締め付けると、突起部9bが連結部25の先端面25aに圧接されて原液がOリング8側へ侵入することを防止する。
請求項(抜粋):
集液管路の周囲に透過膜を配置しかつ前記透過膜の一方端面側に配置した端板に前記集液管路に連通する貫通部を有する筒状の突出部を設けてなる膜エレメントと、原液供給口、透過液取り出し口および前記筒状の突出部に嵌合されかつ前記膜エレメントの集液管路からの透過液を前記透過液取り出し口に導く筒状の連結部を有するハウジングとを備え、前記膜エレメントの前記突出部と前記ハウジングの前記連結部とを嵌合して前記膜エレメントを前記ハウジングの内部に着脱自在に収納してなる液体濾過用フィルタにおいて、前記連結部の先端面および前記先端面に対向する前記端板の表面の少なくとも一方に連続した突起部を形成したことを特徴とする液体濾過用フィルタ。

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