特許
J-GLOBAL ID:200903016015996225

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-312147
公開番号(公開出願番号):特開平7-164838
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 重荷重用空気入りラジアルタイヤのビード部の耐久性をさらに向上させる。【構成】 ワイヤーチェーファー24のスチールコード26は、ラジアル方向に対する傾斜角度をαとしたときに、ワイヤーチェーファー端部においてα=0°〜10°、ビードコア12近傍においてα=45°〜80°とする。ワイヤーチェーファー端部においてスチールコード26とカーカスコードとの交差角が小さくなるので、ワイヤーチェーファー24内側端からのセパレーションを抑制できる。このためワイヤーチェーファー24内側端の高さを高くしてビード部の変形を従来よりも抑えることができ、これに伴ってワイヤーチェーファー24外側端からのセパレーションがさらに抑制され、結果としてビード部の耐久性が従来よりも向上する。
請求項(抜粋):
ビードコアと、前記ビードコアの周りを折り返して係止されるラジアル配列コードよりなるカーカスプライと、前記カーカスプライの折り返し部に沿ってこれを補強する複数本のスチールコードを並べてなるワイヤーチェーファーと、を有する重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、前記ワイヤーチェーファーのラジアル方向に対する前記スチールコードの傾斜角度をαとしたときに、ワイヤーチェーファー端部においてはα=0°〜10°、ビードコア近傍においてはα=45°〜80°とし、両者間においては滑らかにαが変化して、スチールコードがS字状曲線をなすことを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤ。

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