特許
J-GLOBAL ID:200903016023864273

並列インバータの出力変圧器の偏磁防止回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-353208
公開番号(公開出願番号):特開平6-189565
出願日: 1992年12月11日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 出力側に出力変圧器を有する複数のインバータユニットからなり、前記出力変圧器の二次側を直列に接続してなる並列インバータにおいて、前記出力変圧器の偏磁を防止する。【構成】 インバータユニット100,200に各々の出力電流を検出する出力電流検出器16-1,16-2を設け、かつこの出力電流の直流成分に対応するディジタル信号を送出する偏磁検出回路18-1,18-2と、このディジタル信号とパルス幅変調信号とを入力し、ディジタル信号に対応させてパルス幅変調信号のエッジを変化させるダウンカウンター19-1,19-2とを設け、前記ダウンカウンター19-1,19-2の出力を前記インバータユニットを構成するスイッチング素子の制御信号とする。【効果】 出力電流の直流成分を打ち消し得るような制御信号をディジタル的に作成しているので、各インバータユニット間のスイッチング素子の特性の差に起因する偏磁を防止できる。
請求項(抜粋):
直流電源と、この直流電源からの直流電力を交流電力に変換する複数のインバータユニットと、前記各インバータユニットを構成するスイッチング素子の制御信号を得る制御回路と、前記各インバータユニットの出力側に設けられ、各々の二次側を直列に接続した出力変圧器とからなり、この直列接続された変圧器の端子間から交流出力を得るようにした並列インバータの出力変圧器の偏磁防止回路において、前記各インバータユニットに各々の出力電流を検出する出力電流検出器を設け、かつ前記出力電流検出器の出力を入力して前記出力電流の直流成分に対応するディジタル信号を送出する偏磁検出回路と、このディジタル信号と変調信号としての正弦波をキャリア信号としての三角波と比較して得たパルス幅変調信号とを入力し、前記ディジタル信号に対応させて前記パルス幅変調信号のエッジを変化させるダウンカウンターとを設け、このダウンカウンーの出力を前記スイッチング素子の制御信号とすることを特徴とする並列インバータの出力変圧器の偏磁防止回路。
IPC (2件):
H02M 7/537 ,  H02M 7/48

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