特許
J-GLOBAL ID:200903016023985208

画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷川 昌夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-191614
公開番号(公開出願番号):特開平11-038846
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 クリーニング装置におけるクリーニングブレードに少しぐらい厚み誤差があっても残留粒子の除去に支障がなく、しかも、該ブレードを静電潜像担持体に圧接された状態で長時間使用しても、或いは高温高湿環境下において長時間放置しても、該ブレードが圧接される前記像担持体表面部分の曲率半径の大小にかかわらず、ブレード保持部材が静電潜像担持体に接触する恐れがない、或いはきわめて少ない画像形成装置を提供する。【解決手段】 クリーニングブレード71の自由端縁角部Sが圧接される感光体1(静電潜像担持体)表面部分の曲率半径R、ブレード保持部材72の感光体1に臨んでいる端部の厚さT、保持部材72からブレード自由端縁角部Sまでのクブレードの自由端長L、ブレードの静電潜像担持体への圧接角θ及び該圧接角θでのブレード自由端縁角部Sの撓み量Uの相互関係が、圧接角θが0°より大きい値から0°に到達するまでは、保持部材72が感光体1に接触しないように設定する。
請求項(抜粋):
表面が移動する静電潜像担持体上に形成される静電潜像を着色粒子が含まれる現像剤を用いて現像し、得られた可視像を被転写体に転写し、転写されずに前記静電潜像担持体上に残った残留粒子をクリーニング装置で掻き落とす画像形成装置であり、前記クリーニング装置はクリーニングブレードと、該クリーニングブレードを片持ち支持するクリーニングブレード保持部材とを有し、前記クリーニングブレードは、前記静電潜像担持体に向けられた面に続く自由端縁角部で該静電潜像担持体表面に圧接されており、前記クリーニングブレード保持部材は、少なくともその一部が前記クリーニングブレードと前記静電潜像担持体との間に配置される状態で該クリーニングブレードの前記自由端縁角部とは反対側の端部を片持ち支持しており、且つ、定位置の支点まわりに回動可能に設けられ、前記クリーニングブレード自由端縁角部を前記静電潜像担持体表面に圧接する方向にバネ力を付与されており、前記クリーニングブレード自由端縁角部が圧接される前記静電潜像担持体表面部分の曲率半径、前記クリーニングブレード保持部材の前記静電潜像担持体に臨んでいる、前記クリーニングブレード自由端縁角部寄りの端部の厚さ、前記クリーニングブレード保持部材からクリーニングブレード自由端縁角部までの該クリーニングブレードの自由端長、前記クリーニングブレードの前記静電潜像担持体への圧接角及び該圧接角での前記クリーニングブレード自由端縁角部の撓み量の相互関係は、前記圧接角が0°より大きい値から0°に到達するまでは、前記クリーニングブレード保持部材が前記静電潜像担持体に接触しないように設定されていることを特徴とする画像形成装置。

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