特許
J-GLOBAL ID:200903016024137944

油圧制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-324529
公開番号(公開出願番号):特開2002-130513
出願日: 2000年10月24日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】 スプールに常に安定した減衰力を付与し得て,その振動を確実に防止することができ,しかもコンパクトに構成し得る油圧制御弁を提供する。【解決手段】 リニアソレノイド部S,その出力により前進駆動されるスプール22,バルブボディ20及び,スプール22の戻しばね23を備え,バルブボディ20には,供給ポート37,出力ポート38及びドレンポート39を設け,供給ポート37から出力ポート38にリニアソレノイド部Sの出力に応じた出力油圧を引き出すようにした油圧制御弁において,バルブボディ20に,スプール22の端面が臨むと共に戻しばね23を収容するダンパ油室36と,このダンパ油室36に真横に隣接する油溜め室49とを設け,ダンパ油室36及び油溜め室49間の隔壁の上部にダンパ油室36及び油溜め室49間を連通するオリフィス50を穿設した。
請求項(抜粋):
リニアソレノイド部(S),このリニアソレノイド部(S)の出力により前進駆動されるスプール(22),このスプール(22)を摺動可能に嵌装するバルブボディ(20),及び前記スプール(22)をその後退方向に付勢する戻しばね(23)を備え,前記バルブボディ(20)には,油圧源(42)に連なる供給ポート(37)と,油圧作動部(44)に連なる出力ポート(38)と,オイルタンク(46)に開放されるドレンポート(39)とを設ける一方,前記スプール(22)には,その前進・後退に応じて前記出力ポート(38)及びドレンポート(39)間を遮断・導通する第1ランド部(251 )と,前記供給ポート(37)及び出力ポート(38)間を導通・遮断する第2ランド部(252 )と,これら第1及び第2ランド部(251 ,252 )間を連結する環状溝部(261 )とを設け,さらに前記バルブボディ(20)及びスプール(22)間に,該スプール(22)を後退方向に付勢する油圧を前記出力ポート(38)から受ける反力油室(35)を設け,前記供給ポート(37)から前記出力ポート(38)に前記リニアソレノイド部(S)の出力に対応した出力油圧を引き出すようにした油圧制御弁において,バルブボディ(20)に,スプール(22)の端面が臨むと共に前記戻しばね(23)を収容するダンパ油室(36)と,このダンパ油室(36)の真横に隣接する油溜め室(49)とを設け,前記ダンパ油室(36)及び油溜め室(49)間の隔壁に,該ダンパ油室(36)の上部を該油溜め室(49)に連通するオリフィス(50)を,該油溜め室(49)の外側壁に穿設した大径のドリル孔(51)を通して穿設し,前記ドリル孔(51)をプラグ(52)で閉塞したことを特徴とする,油圧制御弁。
IPC (3件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 ,  F16K 31/06 330
FI (3件):
F16K 31/06 305 K ,  F16K 31/06 305 Z ,  F16K 31/06 330
Fターム (13件):
3H106DA02 ,  3H106DA22 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB23 ,  3H106DB32 ,  3H106DC09 ,  3H106DD05 ,  3H106EE20 ,  3H106GA01 ,  3H106GA22 ,  3H106GC11 ,  3H106KK03

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