特許
J-GLOBAL ID:200903016024870374

繊維強化複合材料用樹脂組成物、プリプレグおよびプリプレグの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-207693
公開番号(公開出願番号):特開平11-100515
出願日: 1998年07月23日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】強化繊維への含浸がスムーズで、成型時の樹脂フロー性にも優れ、タック性とドレープ性のバランスのとれたプリプレグを与える繊維強化複合材料用樹脂組成物。【解決手段】熱硬化性樹脂(A)と、(A)の硬化反応を進行させず架橋可能な官能基を有し、下記条件(1)、(2)を満たす成分(B)を必須成分として含む。これを強化繊維に含浸架橋反応を進行させプリプレグを得る。(1)(A)の硬化反応を進行させず、平均2を超える(B)成分中の他の分子と反応し結合しうること。(2)(A)の硬化反応を進行させず(B)成分中の他の分子との間に化学結合を生成しうる同一分子中の2個の原子(化学式1で、例えばC<SB>2</SB>とC<SB>13</SB>)を最小の原子数でつなぐ分子鎖を構成する原子の個数をα(化学式1でn=1でαは14)それらのうち10員環以内の環状構造構成原子の個数をβ(化学式1でn≧1でβは4)とするとα>14,β/α<0.3であること。(nは整数、R1は水素またはメチル基)
請求項(抜粋):
熱硬化性樹脂(A)、前記熱硬化性樹脂(A)の硬化反応を実質的に進行させることなしに架橋させることが可能な官能基を有し、かつ、下記条件(1)および(2)を満たす成分(B1)を必須成分として含むことを特徴とする繊維強化複合材料用樹脂組成物。(1)熱硬化性樹脂(A)の硬化反応を実質的に進行させることなしに、平均して2個を超える(B1)成分中の他の分子と反応して結合し得る。(2)熱硬化性樹脂(A)の硬化反応を実質的に進行させることなしに(B1)成分中の他の分子との間に化学結合を生成し得る同一分子中の2個の原子を、最小の原子数でつなぐ分子鎖を構成する原子の個数をα、それらのうち10員環以内の環状構造を構成する原子の個数をβとするとき、下記の(式1)および(式2)を同時に満たす。(式1) α>14(式2) β/α<0.3
IPC (7件):
C08L101/00 ,  C08F 2/44 ,  C08G 59/40 ,  C08J 5/24 CFC ,  C08L 71/00 ,  C08L 75/04 ,  C08F 20/10
FI (7件):
C08L101/00 ,  C08F 2/44 C ,  C08G 59/40 ,  C08J 5/24 CFC ,  C08L 71/00 A ,  C08L 75/04 ,  C08F 20/10

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