特許
J-GLOBAL ID:200903016029529131

空気調和機用熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-125558
公開番号(公開出願番号):特開2000-314573
出願日: 1999年05月06日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】空気調和機用熱交換器において、熱交換器を凝縮器として作用させた場合の入口部で冷媒を分配した場合に、各パスの熱交換を効率よく行い、熱交換性能の向上を図る。【解決手段】前記熱交換器を凝縮器として作用させたときに、高温ガス冷媒が流れるパイプ9と過冷却域の冷媒が流れるパイプ10との間に少なくとも1本以上、飽和域冷媒が流れるパイプ12を配置する。上記構成にすることにより、高温ガス冷媒の熱がフィンおよびパイプを媒体として過冷却冷媒に熱伝導で伝わるのを防止でき、熱交換器出口における冷媒の過冷却度を増加することができるため、熱交換器の凝縮器としての性能を向上することができる。
請求項(抜粋):
多数のフィンを互いに狭い間隔で積層し、これらのフィンを直交するように貫通するパイプ群からなり、フィンの長手方向とパイプの長手方向に直交する方向に流れる空気とパイプの内部を流れる冷媒とがフィンおよびパイプを介して熱交換する機能を備え、かつ熱交換器を凝縮器として作用させた場合の熱交換器冷媒入口部において冷媒を2パス以上に分配した構造を備えた空気調和機用熱交換器において、前記熱交換器を凝縮器として作用させたときに、熱交換器冷媒入口近傍の高温ガス冷媒が流れるパイプと熱交換器冷媒出口近傍の過冷却域の冷媒が流れるパイプとの間に少なくとも1本以上、飽和域冷媒が流れるパイプを配置したことを特徴とする空気調和機用熱交換器。

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