特許
J-GLOBAL ID:200903016031730545
ヒト由来α1→6フコシルトランスフェラーゼ
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-161648
公開番号(公開出願番号):特開平10-004959
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【解決手段】下記理化学的性質を有する、ヒト細胞培養液から得られたα1→6フコシルトランスフェラーゼ。(1)作用:(GlcNAcβ1-2Manα1-6)(GlcNAcβ1-2Manα1-3)Manβ1-4GlcNAcβ1-4GlucNAc-R(Rはペプチド鎖を示す)を受容体として、グアノシンジホスフェート-フコースから最もペプチド鎖に近いGluNAcの6位の水酸基にフコースを転移し、(GlcNAcβ1-2Manα1-6)(GlcNAcβ1-2Manα1-3)Manβ1-4GlcNAcβ1-4(Fucα1-6)GlucNAc-Rを生成し、(2)至適pHが7.0であり、(3)非還元条件下のSDS-PAGEで、分子量約60,000を示す。【効果】糖鎖の修飾や合成などの糖鎖工学および/または癌などの疾病の診断に、有用な新規なα1→6フコシルトランスフェラーゼを提供できる。
請求項(抜粋):
下記理化学的性質を有するヒト由来α1→6フコシルトランスフェラーゼ。(1)作用:(GlcNAcβ1-2Manα1-6)(GlcNAcβ1-2Manα1-3)Manβ1-4GlcNAcβ1-4GlucNAc-R(式中、Rはペプチド鎖を示す)を受容体として、グアノシンジホスフェート-フコースから、受容体の最もペプチド鎖に近いGluNAcの6位の水酸基にフコースを転移し、(GlcNAcβ1-2Manα1-6)(GlcNAcβ1-2Manα1-3)Manβ1-4GlcNAcβ1-4(Fucα1-6)GlucNAc-Rを生成する。(2)至適pH:約7.5(3)pH安定性:4°C、5時間の処理で、pH4.0〜10.0の範囲で安定である。(4)至適温度:約30〜37°C(5)阻害または活性化:活性の発現に、2価金属を要求せず、また、5mMEDTA存在下においても活性は阻害されない。(6)分子量:約60,000(SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動)
IPC (2件):
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