特許
J-GLOBAL ID:200903016040295967

超音波眼液噴霧装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-211974
公開番号(公開出願番号):特開平8-052193
出願日: 1994年08月13日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 噴霧する粒子の微小性、均一性および生成効率に優れ、低消費電力で低電圧駆動が可能な自励発振駆動回路を備えた超音波眼液噴霧装置を提供する。【構成】 圧電振動子1と振動板2とから成る複合体を自励発振駆動回路10を用いて駆動させると圧電振動子1が振動し、その振動は振動板2に伝搬される。保液材4と接触する振動板2の下面に供給される液体は振動板2の振動に伴い振動板2に設けられている貫通孔13を通して霧化され、霧吐出口7から排出される。【効果】 構造が簡単で、小型軽量で、目に噴霧する際に生理的苦痛を伴うことがない。
請求項(抜粋):
圧電振動子に多数の微小な貫通孔を有する振動板を固着して成る複合体と、該複合体に水、眼薬液その他の液体を供給する手段と、前記複合体に弾性振動を発生させその弾性振動によって前記液体を霧化する手段とを備えて成り、前記液体霧化手段によって発生させた霧を目に噴霧する超音波眼液噴霧装置において、前記振動板における前記貫通孔の一方の開口面積と他方の開口面積とが異なり、前記圧電振動子は圧電磁器並びに電極PおよびQから成り、前記電極PおよびQは前記圧電磁器の厚さ方向に垂直な両端面のそれぞれに形成されており、前記電極Pは1組のすだれ状電極で成り、前記液体霧化手段は、前記すだれ状電極の2つの端子TP1およびTP2のうちの一方の端子TP1と電極Qにおける端子TQとの間に前記圧電振動子の共振周波数とほぼ等しい周波数の電圧を印加することにより、前記複合体を駆動する回路を備え、前記駆動回路は、直流電源と前記端子TP1との間に接続されている昇圧用のコイルと、出力電圧端子が前記端子TP1に接続され入力電圧端子が前記端子TP2に接続されることにより前記端子TP2に現われる圧電気を帰還電圧として受けるトランジスタとを備え、前記駆動回路は、前記トランジスタを増幅素子とし前記複合体を共振回路とする発振回路を構成し、前記圧電振動子の共振周波数は前記複合体の共振周波数にほぼ等しいことを特徴とする超音波眼液噴霧装置。
IPC (4件):
A61H 35/02 ,  A61M 11/00 ,  A61M 11/00 300 ,  B05B 17/06
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-279172
  • 反応物感知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-113032   出願人:戸田耕司
  • 特開平1-278199
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審査官引用 (4件)
  • 特開平4-279172
  • 反応物感知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-113032   出願人:戸田耕司
  • 特開平1-278199
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