特許
J-GLOBAL ID:200903016040435246

上向流生物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-072455
公開番号(公開出願番号):特開平8-243575
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 処理槽内の分散板上に砂利などの支持層を介することなく直接に充填層を設け、支持層を設けることによる不具合を解消し、上向流する原水を充填層を構成する坦体粒子に付着した微生物で分解処理する。【構成】 コーン状の底11を有する処理槽10と、その槽内下部に設けられた通水可能な原水の分散板12と、上記分散板上に設けられた、微生物を担持した坦体粒子からなる充填層13と、前記分散板の下の槽内底部に原水を供給し、原水を分散板を経て処理槽内で上向流させる原水の供給管14と、処理槽外でコーン状の底に一端が下から接続し、他端が処理槽内の分散板よりも上に開口した坦体粒子の返送管15と、前記原水の供給管から分岐して返送管に連結した分岐管16とを備え、分岐管中を流れる原水によって返送管中に処理槽内の分散板上に向かう水流を生じさせ、分散板から処理槽の底に落下した坦体粒子を分散板上の処理槽に戻す。
請求項(抜粋):
コーン状の底を有する処理槽と、その槽内下部に設けられた通水可能な原水分散板と、上記分散板上に設けられた、微生物を担持した坦体粒子からなる充填層と、前記分散板の下の槽内底部に原水を供給し、原水を分散板を経て処理槽内で上向流させる原水の供給管と、処理槽外でコーン状の底に一端が下から接続し、他端が処理槽内の分散板よりも上に開口した坦体粒子の返送管と、前記原水の供給管から分岐して返送管に連結した分岐管とを備え、分岐管中を流れる原水によって返送管中に処理槽内の分散板上に向かう水流を生じさせることを特徴とする上向流生物処理装置。

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