特許

J-GLOBAL ID：200903016042771235

カチオン染料可染ポリエステルフィラメント

発明者： 伊藤 誠 ,  石田 央
出願人/特許権者： 日本エステル株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-326424
公開番号（公開出願番号）：特開2003-129375
出願日： 2001年10月24日
公開日（公表日）： 2003年05月08日
要約：

【要約】【課題】 紡糸後、延伸等の後加工工程においてトラブルが少なく、品位の高いフィラメントを得ることができるカチオン染料可染ポリエステルフィラメントを提供する。【解決手段】 酸成分に対し、スルホン酸の金属塩を0.5モル%以上共重合したポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸し、2000m/分未満の速度で捲き取った後、延伸工程に供する未延伸糸であって、溶融紡糸工程において、主成分とノニオン系界面活性剤を含有する紡糸油剤を、繊維質量に対して0.3〜1.2質量%付着させたものであり、紡糸油剤は、主成分として、鉱物油を0〜30質量%、脂肪酸エステルを20〜75質量%含有し、ノニオン系界面活性剤として、2種以上の成分を有し、各成分の親水親油バランス(HLB値)が15以下で、全成分の平均の親水親油バランス(HLB値)が10以下のものを15〜25質量%含有している。

請求項（抜粋）：

酸成分に対し、スルホン酸の金属塩を0.5モル%以上共重合したポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸し、2000m/分未満の速度で捲き取った後、延伸工程に供する未延伸糸であって、溶融紡糸工程において、主成分とノニオン系界面活性剤を含有する紡糸油剤を、繊維質量に対して0.3〜1.2質量%付着させたものであり、紡糸油剤は、主成分として、鉱物油を0〜30質量%、脂肪酸エステルを20〜75質量%含有し、ノニオン系界面活性剤として、2種以上の成分を有し、各成分の親水親油バランス(HLB値)が15以下で、全成分の平均の親水親油バランス(HLB値)が10以下のものを15〜25質量%含有しているものであることを特徴とするカチオン染料可染ポリエステルフィラメント。

IPC (5件)：

D06M 13/02 ,  D01F 6/84 301 ,  D01F 11/08 ,  D06M 13/224 ,  D06M101:32

FI (5件)：

D06M 13/02 ,  D01F 6/84 301 E ,  D01F 11/08 ,  D06M 13/224 ,  D06M101:32

Fターム (21件)：

4L033AA07 ,  4L033AC07 ,  4L033AC09 ,  4L033AC15 ,  4L033BA01 ,  4L033BA21 ,  4L035BB33 ,  4L035BB60 ,  4L035BB61 ,  4L035BB77 ,  4L035BB89 ,  4L035BB91 ,  4L035EE20 ,  4L038AA17 ,  4L038AB07 ,  4L038BA13 ,  4L038BA15 ,  4L038BB10 ,  4L038DA06 ,  4L038DA09 ,  4L038DA20