特許
J-GLOBAL ID:200903016051604171

移動装置の回収制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-063167
公開番号(公開出願番号):特開2001-255440
出願日: 2000年03月08日
公開日(公表日): 2001年09月21日
要約:
【要約】【課題】 配管等に入って走行移動する点検台車を、異常発生時に安全・確実に外部にまで引っ張って回収する。【解決手段】 点検台車は走行移動に併せて、光ファイバケーブル8と複合ケーブル(電源ケーブル7aを含む)を繰り出し・巻き取りしつつ進行する。異常が発生した場合に非常ボタン52を押すと、電源ケーブル7aによる電力供給が遮断される。送電センサ105は、電源ケーブル7aの電圧が低下すると、異常検出信号aを非常判断回路106に送る。そうすると非常判断回路106は、非常回収モードに移行し、複合ケーブルを固定・拘束させると共に、光ファイバケーブルドラム装置6により弛みを一定としつつ光ファイバケーブル8を巻き取らせる。またケーブル固定具兼回収リール9が、複合ケーブル(電源ケーブル7aを含む)を巻き取って、点検台車を引っ張って回収する。
請求項(抜粋):
対象構造物の内部に入って走行移動する台車に、電源ケーブルと非常時脱出ワイヤを一体にした複合ケーブルの弛み量が一定となるようにこの複合ケーブルの繰り出し・巻き取りをする複合ケーブルドラム装置と、データ通信をする光ファイバケーブルの弛み量が一定となるようにこの光ファイバケーブルの繰り出し・巻き取りをする光ファイバケーブルドラム装置を備えた移動装置と、前記対象構造物の外部に配置され前記光ファイバケーブルの基端部に連結されているコントローラと、前記対象構造物の外部に配置されて前記複合ケーブルの基端部が巻かれており、異常発生時には前記複合ケーブルを巻き取ることにより、前記移動装置を引っ張って前記対象構造物の外にまで回収する回収リールとを有する移動装置の回収制御装置において、前記対象構造物の外部には、異常発生時に押されることにより前記電源ケーブルによる電力の供給を遮断する非常ボタンが配置されると共に、前記移動装置には、送電センサと、非常判断回路が配置されており、 前記送電センサは、前記電源ケーブルの電圧が予め決めた規定値よりも低くなると異常検出信号を前記非常判断回路に送り、前記非常判断回路は、異常検出信号を受信すると、前記複合ケーブルドラム装置により複合ケーブルを固定・拘束させると共に、前記光ファイバケーブルドラム装置により前記光ファイバケーブルの弛み量を一定としつつ光ファイバケーブルの巻き取りを行わせる非常処理指令を出力することを特徴とする移動装置の回収制御装置。
IPC (4件):
G02B 6/46 ,  B61B 13/10 ,  H02G 9/00 ,  H02G 11/02
FI (4件):
B61B 13/10 ,  H02G 9/00 D ,  H02G 11/02 P ,  G02B 6/00 351
Fターム (4件):
2H038CA68 ,  5G369AA16 ,  5G369BA04 ,  5G369EA04

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