特許
J-GLOBAL ID:200903016051952862

トランス結合型スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長島 悦夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-001985
公開番号(公開出願番号):特開平7-213051
出願日: 1994年01月13日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】過電流や過電圧が発生した場合には1次直流電源回路側を停止させスイッチング素子等の焼損等を完全に防止することのできる取扱容易なトランス結合型スイッチング電源装置を提供する。【構成】過電流保護回路50を電流設定回路(C71)と第1開閉素子(SCR71)とから形成し、かつ過電流保護回路60を電圧設定回路(C71)と第2開閉素子(SCR71)とから形成し、電流検出抵抗R50で検出された電流値(電流相当電圧Va)が予めセットされた設定電流値(設定電流相当電圧Vg)以上となった場合および電圧検出回路(R61,ZD61)で検出された2次直流電源電圧V21の値が予めセットされた設定電圧値(Vg)以上となった場合にスイッチング素子15を強制してOFFしかつそのOFF状態をホールドするように構成してある。
請求項(抜粋):
整流回路,スイッチング素子,制御回路を有する1次直流電源回路と,安定化回路を有する2次直流電源回路とをトランスを介して結合接続し、かつスイッチング素子に流れる電流を検出してスイッチング素子を過電流から保護するように形成された過電流保護回路と,2次直流電源電圧を検出して2次直流電源回路を過電圧から保護するように形成された過電圧保護回路とを設けたトランス結合型スイッチング電源装置において、前記過電流保護回路を、電流設定回路と,前記トランスの補助巻線と前記スイッチング素子の制御端子とを結ぶ電路と前記整流回路の負極側電路との間に接続された第1開閉素子とを含み、検出された前記スイッチング素子に流れる電流の値が該電流設定回路にセットされた設定電流値以上となったときに該第1開閉素子をONしかつON状態をホールドするように形成し、前記過電圧保護回路を、電圧設定回路と,前記トランスの補助巻線と前記スイッチング素子の制御端子とを結ぶ電路と前記整流回路の負極側電路との間に接続された第2開閉素子とを含み、検出された2次直流電源電圧の値が該電圧設定回路にセットされた設定電圧値以上となったときに該第2開閉素子をONしかつON状態をホールドするように形成した、ことを特徴とするトランス結合型スイッチング電源装置。

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