特許
J-GLOBAL ID:200903016054199120

CO2用スクロール型電動圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-043538
公開番号(公開出願番号):特開平11-241691
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 CO2 用スクロール型電動圧縮機において、旋回スクロールの軸線が傾くのを防止すると共に全体を小型化する。【解決手段】 旋回スクロール9の端板部9dの背後に背圧室7aを形成し、それに吐出圧を導入して旋回スクロール9を固定スクロール11の方へ押圧する。背圧室を設けたことによって自転阻止・スラスト支持機構を設けるスペースがなくなるが、旋回スクロール9の端板部9dを半径方向に延長したフランジ部9aにスラスト受け面9bを形成し、これを固定スクロールのスラスト受け面11bと摺動接触させる。回り止めピン10も一対のスラスト受け面9b,11b間に設ける。なお、端板部9dとフランジ部9aとの間に段差部9sを設けると、端板部9d等をモーター2のコイル19の端部19a内の空間へ挿入することができるので、圧縮機全体の軸方向の長さを短縮することができる。
請求項(抜粋):
CO2 を冷媒とする空調装置に使用されてCO2 ガスを圧縮するスクロール型電動圧縮機において、旋回スクロールの端板部の背後に接して空間としての背圧室を形成し、該背圧室に圧縮されたCO2 ガスを導入して加圧することにより、前記旋回スクロールが固定スクロールに向かって押圧されるように構成すると共に、前記旋回スクロールの端板部を半径方向に拡径延長してフランジ部を形成し、該フランジ部とそれに対向して形成される前記固定スクロールの端板部の拡径部分との間に、前記旋回スクロールのための自転阻止・スラスト支持機構を構成したことを特徴とするCO2 用スクロール型電動圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F01C 1/02
FI (3件):
F04C 18/02 311 J ,  F04C 18/02 311 D ,  F01C 1/02 A

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