特許
J-GLOBAL ID:200903016066604291
フィルタリング回路の透過率の決定方法及び該方法を実施するためのフィルタリング回路
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-238286
公開番号(公開出願番号):特開平6-196968
出願日: 1993年09月24日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 フィルタ(2)のインパルス応答H(z)を最小位相応答に変換するように設計されたフィルタリング回路(3)の透過率の決定方法を提供する。【構成】 該方法は、最小位相応答のケプストルに因果律条件を与えることによって行なうフィルタリング回路(3)の理論的周波数応答と最小位相の周波数のインパルス応答との計算、理論的周波数応答の高速フーリエ逆変換、所定数の係数を維持するようにするための理論的透過率の短縮によるフィルタリング回路(3)の透過率の推定、及び、ケプストルの有限展開に基づく総最小位相の決定を含む。
請求項(抜粋):
インパルス応答H(z)を有するフィルタに結合したフィルタリング回路の透過率P(z)の決定方法であって、前記フィルタリング回路は、前記フィルタ及び前記フィルタリング回路の総インパルス応答G(z)が最小位相応答となるように設計されており、前記フィルタのインパルス応答H(z)のフーリエ変換によって前記フィルタの周波数応答H(f)を決定し、前記フィルタのインパルス応答H(f)のケプストルH(f)=-ln(H(f))の実部a(f)から偶数部p(f)と奇数部q(f)とを抽出するために前記実部a(f)を決定し、前記フィルタのインパルス応答のケプストルH(f)の前記偶数部p(f)と前記奇数部q(f)とから総周波数応答のケプストルG(f)=-ln(G(f))を決定し、前記総周波数応答のケプストルG(f)から総周波数応答G(f)を決定し、総周波数応答G(f)と前記フィルタの周波数応答H(f)とを用いて前記フィルタリング回路の理論的周波数応答C(f)を決定し、前記回路の周波数応答C(f)のフーリエ逆変換によって前記フィルタリング回路の理論的透過率C(z)を計算し、所定数の係数だけを保持するように透過率C(z)を短縮することによって前記フィルタリング回路の透過率P(z)を決定することを特徴とするフィルタリング回路の透過率の決定方法。
IPC (4件):
H03H 17/02
, H03H 15/00
, H03H 17/06
, H03H 21/00
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