特許
J-GLOBAL ID:200903016067648950

セーフロック付き無段階スライドアジャスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-281968
公開番号(公開出願番号):特開平11-115570
出願日: 1997年10月15日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 車両等に設けられたシートの前後位置を迅速かつ無段階に調節できるとともに、ロックオフ状態においてシートを緊急ロックすることのできるセーフロック付き無段階スライドアジャスタを提供すること。【解決手段】 ロワレール2にスライドナット8を回動自在に取り付ける一方、スライドナット8と螺合するスライドスクリュー34をアッパーレール4に固定し、スライドナット8とスライドスクリュー34のリード角を摩擦角よりも大きく設定した。さらに、手動ロック手段22をスライドナット8に摩擦係合させることによりロワレール2に対するアッパーレール4の相対移動を阻止する一方、ロックオフ状態でロワレール2に所定値以上の加速度が加わると、緊急ロック手段L1,L2によりスライドナット8の回転を阻止することによりアッパーレール4の移動を阻止するようにした。
請求項(抜粋):
互いに相対移動する第1及び第2部材と、該第1部材に回動自在に取り付けられたナットと、上記第2部材に固定され上記ナットと螺合するスクリューと、上記ナットを手動ロックする手動ロック手段と、上記ナットを緊急ロックする緊急ロック手段とを備え、上記ナットと上記スクリューが摩擦角よりも大きいリード角を有し、上記手動ロック手段を上記ナットに摩擦係合させることにより上記第1部材に対する上記第2部材の相対移動を阻止する一方、上記手動ロック手段によるロックを解除した状態で上記第1部材に所定値以上の加速度が加わると、上記緊急ロック手段により上記ナットの回転を阻止することにより上記第1部材に対する上記第2部材の相対移動を阻止するようにしたことを特徴とするセーフロック付き無段階スライドアジャスタ。

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