特許
J-GLOBAL ID:200903016072037447

インクジェット印字ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-159864
公開番号(公開出願番号):特開平6-134991
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 熱効率を高め、寿命の長いインクジェット印字ヘッド用の加熱素子。【構成】 新規の加熱素子の設計は、オーバグレーズパッシベーション層20、PSGステップ領域10、Ta層14および誘電体絶縁層12の一部分、およびキャビテーション圧力に弱い接合部または領域を保護するピット層22を有する。さらに、ピット層22の内壁は加熱器の実際の面積を定義し、ドーパントライン9は加熱器の実際の面積および実効面積を定義し、内壁23とドーパントライン9は加熱器の実際の面積と実効面積を定義する。さらに、フルピットチャネル形状およびオープンピットチャネル形状を有する印字ヘッドに組み込むと、ピット層の追加保護によって、1)加熱素子のパッシベーション損傷およびキャビテーション損傷、および2)加熱器の頑強性の劣化、ホットスポットの形成、および109 のパルス範囲までの加熱器故障が防止されるので、印字ヘッドの動作寿命が延長される。キャリア形または全幅形のドロップオンデマンド印字システムに組み込むことができる。
請求項(抜粋):
蒸気バブルの膨脹と収縮によってインクを記録媒体に排出する印字システムの印字ヘッド用の加熱素子において、該加熱素子が基板と、前記基板の頂面に形成された抵抗層と、前記抵抗層に結合された接触手段と、前記抵抗層とインクの接触を防止するために、前記抵抗層の頂面に形成された絶縁手段と、前記接触手段、前記絶縁手段の一部分、および前記抵抗層を被覆し、少なくとも1つの内壁と、インクに露出される頂面とを有する絶縁膜であって、前記抵抗層で生成されたエネルギーをインクに伝達し、かつ蒸気バブルの収縮時に発生するキャビテーション圧力によって生じる加熱器故障を防止するために、前記少なくとも1つの内壁は前記絶縁手段の頂面を露出するようにした絶縁膜と、を有するインクジェット印字ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/05 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 B ,  B41J 3/04 103 H
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-033648
  • 特開平1-148560
  • 特開平3-009847

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