特許
J-GLOBAL ID:200903016074874818

プラント状態監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-276480
公開番号(公開出願番号):特開2001-100835
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】 適切な近似モデルを適用することで、プラントの動特性の模擬を迅速かつ容易にし、プラントが異常状態であることが判明したときに、異常状態が推移してゆく伝播経路を自動的に推定することができるようにすると共に、必要に応じ、推定した異常状態の伝播経路を運転員へ認知し易い情報として提供できるようにする。【解決手段】 測定された観測値を入力する入力処理部と、観測値が許容範囲から逸脱したか否かによってプラントが異常状態か否かを判定する異常状態判定部と、プラントの動特性を表した基本式に基づきプラント動特性を近似する近似モデルを生成するモデル生成部と、ある異常状態がどのような異常状態から発生し得るかという異常状態間の因果関係を導出する因果関係導出部と、異常状態判定部においてプラントが異常状態であると判定されたときの観測値と前記因果関係導出部において導出された観測値間の因果関係とを用いて、異常状態が推移する伝播経路を推定する伝播経路推定部とからなるプラント状態監視システムを構成する。
請求項(抜粋):
プラントの状態を監視するプラント状態監視システムにおいて、前記プラントに設置された検出器により測定された観測値を入力する入力処理部と、前記観測値が許容範囲から逸脱したか否かによって前記プラントが異常状態か否かを判定する異常状態判定部と、前記プラントの動特性を表した基本式に基づき、該プラントが定常状態のときの観測値を摂動点としたプラント動特性を近似する近似モデルを生成するモデル生成部と、何れかの観測値が設定した許容範囲から逸脱したときに他の観測値が許容範囲から逸脱するか否かを前記近似モデルを用いて算出することで、ある異常状態がどのような異常状態から発生し得るかという異常状態間の因果関係を導出する因果関係導出部と、前記異常状態判定部において前記プラントが異常状態であると判定されたときの前記観測値と前記因果関係導出部において導出された前記観測値間の因果関係とを用いて、該異常状態が推移する伝播経路を推定する伝播経路推定部とを具備することを特徴とするプラント状態監視システム。
IPC (2件):
G05B 23/02 ,  G05B 23/02 302
FI (2件):
G05B 23/02 E ,  G05B 23/02 302 N
Fターム (8件):
5H223AA03 ,  5H223BB02 ,  5H223CC08 ,  5H223DD03 ,  5H223EE06 ,  5H223EE30 ,  5H223FF05 ,  5H223FF06

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