特許

J-GLOBAL ID：200903016076007208

電気絶縁油及びその製造方法

発明者： 松永 充史
出願人/特許権者： 株式会社ジャパンエナジー
代理人 (1件)： 丸山 英一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-117615
公開番号（公開出願番号）：特開平6-325622
出願日： 1993年04月22日
公開日（公表日）： 1994年11月25日
要約：

【要約】【目的】酸化安定性、tanδmax.の抑制性及び水素ガス吸収性の全てを兼ね備えた電気絶縁油及びその製造方法を提供すること。【構成】第1の鉱油留分を水素化処理して全窒素分Nt15ppm以下、スルフィド型硫黄分Sf10ppm以下、テトラリン及び又はインダン系芳香族炭化水素分T&I10〜35重量%の第1の精製鉱油を製造し、又第2の鉱油留分をラフィネート収率を所定の条件で溶剤抽出して、全硫黄分St0.5〜2.0重量%、Sf0.2〜0.9重量%の第2の精製鉱油を製造し、第1と第2の精製鉱油を99.5:0.5〜91.0:9.0の割合で混合し、次いで所定量の長鎖アルキルベンゼンを混合することなく又は混合した後、固体吸着剤処理することによって塩基性窒素分Nb1ppm以下、非塩基性窒素分Nn15ppm以下、Sf50〜150ppm及びT&I10〜35重量%の組成を有する電気絶縁油を得る。

請求項（抜粋）：

鉱油又は鉱油と長鎖アルキルベンゼンの混合物を基油とする電気絶縁油において、塩基性窒素分が1ppm以下、非塩基性窒素分が15ppm以下、スルフィド型硫黄分が50〜150ppm及びテトラリン及び又はインダン系芳香族炭化水素分が10〜35重量%の組成を有することを特徴とする電気絶縁油。

IPC (7件)：

H01B 3/20 ,  C10G 67/04 ,  C10G 67/06 ,  C10M111/02 ,  C10M101:02 ,  C10M105:06 ,  C10N 40:16