特許
J-GLOBAL ID:200903016079825580

低フォギング性のゴム状重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-337137
公開番号(公開出願番号):特開平9-176248
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 自動車の内装およびドアパネル用のスキン・コンパウンドの製造に用いられる、熱および紫外線に対する抵抗性が大きく、且つ低フォギング性のゴム状重合体を提供する。【解決手段】 ブチルアクリレート;メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、メチルアクリレートおよびエチルアクリレートから成る群から選ばれる少くとも一種の構成成分;アクリロニトリル;スチレン;スルホン酸塩と硫酸塩誘導体から選ばれる界面活性剤;芳香族ホルムアルデヒド縮合生成物とポリカルボキシレート類から選ばれる分散剤を含む系を乳化重合してシード重合体を含むラテックスを調製し、次いでスチレン、追加のアクリロニトリルおよび追加の橋架け剤を加えて重合してゴム状重合体を含むエマルションを生成させ、次いでアミノアルコールを添加して脱臭し、このエマルションからゴム状重合体を回収する。このゴム状重合体をポリ塩化ビニルとブレンドして自動車用用途に有用な皮革様組成物を製造する。
請求項(抜粋):
(1)(a)ブチルアクリレート、(b)メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、メチルアクリレートおよびエチルアクリレートより成る群から選ばれる少くとも一種の構成成分、(c)アクリロニトリル、(d)橋架け剤、(e)スルホン酸塩および硫酸塩誘導体より成る群から選ばれる界面活性剤および(f)芳香族ホルムアルデヒド縮合生成物およびポリカルボキシレート類より成る群から選ばれる分散剤を乳化重合条件で重合してシード重合体を含むラテックスを調製する工程;(2)(a)スチレン、(b)追加のアクリロニトリルおよび(c)追加の橋架け剤を該シード重合体含有ラテックスに、ゴム状重合体を含むエマルションを生成させる乳化重合条件下で添加する工程;(3)該ゴム状重合体含有エマルションにアミノアルコールを添加する工程;および(4)該ゴム状重合体含有エマルションから該ゴム状重合体を回収する工程を含んでなる、良好な耐熱性と紫外線耐久性を有する皮革様組成物を作るためにポリ塩化ビニルとブレンドできる低フォギング性ゴム状重合体を製造する方法。
IPC (3件):
C08F265/06 MQM ,  C08L 27/06 LDW ,  C08L 51/06 LKS
FI (3件):
C08F265/06 MQM ,  C08L 27/06 LDW ,  C08L 51/06 LKS
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • ゴム状重合体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-067216   出願人:ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー
  • 特開平2-049003
  • 特開昭63-254104
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