特許
J-GLOBAL ID:200903016083225741

海上におけるケーソンの据付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-022940
公開番号(公開出願番号):特開平9-195281
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 海底の基礎捨石上に着底されている着底ケーソンに所定の間隔を隔てた位置に据付ケーソンを据え付ける作業を、安全に且つ短時間に行う。【解決手段】 基礎捨石6上に着底されている着底ケーソン1の近傍の海上に据付ケーソン2を底部2aが基礎捨石6から離れた状態に位置させた後、着底ケーソン1と据付ケーソン2とに設置されているケーソン移動手段3を稼動可能な状態にし、緩衝装置4の空気袋4bを着底ケーソン1の上面より据付ケーソン2と対向する側壁1bに2個以上吊り下げて高圧にし、据付ケーソン2を注水して降下させケーソン移動手段3で着底ケーソン1側に引き寄せて空気袋4bに当接させ、空気袋内4bの圧力を調整しながら据付ケーソン2の位置をケーソン移動手段3によって移動修正して後、据付ケーソン2に注水して着底させた後に空気袋4bを収縮させてから引き上げる。
請求項(抜粋):
海底に敷き詰められた基礎捨石(6)上に底部(1a)を予め着底されている着底ケーソン(1)の近傍の海上に据付ケーソン(2)を底部(2a)が該基礎捨石(6)から離れた状態に位置させた後、前記着底ケーソン(1)から所定の間隔を隔てた位置に移動させて該基礎捨石(6)上に着底させるに際し、据付ケーソン(2)を移動させるため着底ケーソン(1)と据付ケーソン(2)とに設置されているケーソン移動手段(3)を稼動可能な状態にすると共に、圧力調整手段(4a)と該圧力調整手段(4a)により内部圧力を調整されて着底ケーソン(1)から据付ケーソン(2)が据え付けられる所定の間隔より広幅なケーソン当接部分(4bc)を形成される空気袋(4b)とを備えた緩衝装置(4)の該空気袋(4b)を、着底ケーソン(1)の上面より据付ケーソン(2)と対向する側壁(1b)に間隔を隔てて2個以上吊り下げてその内部を高圧にして、据付ケーソン(2)をその底部(2a)が基礎捨石(6)の近傍に位置するまで沈降させると共にケーソン移動手段(3)によって据付ケーソン(2)を着底ケーソン(1)側に引き寄せて緩衝装置(4)の空気袋(4b)に当接させた状態から、空気袋内(4b)の圧力を調整しながら据付ケーソン(2)の位置をケーソン移動手段(3)によって移動修正して後、据付ケーソン(2)の底部(2a)が基礎捨石(6)上に載置されて着底されるまで据付ケーソン(2)を沈降させ、しかる後に空気袋(4b)内圧力を圧力調整手段(4a)によって低下させてから空気袋(4b)を収縮させてから引き上げることを特徴とする海上におけるケーソンの据付方法。
IPC (2件):
E02D 23/02 ,  E02D 23/00
FI (2件):
E02D 23/02 D ,  E02D 23/00 D

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