特許
J-GLOBAL ID:200903016084099510

逐次薬用流体吸入・注射装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-521283
公開番号(公開出願番号):特表平10-500030
出願日: 1995年02月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】ここには、区画式逐次流体吸入・注射用注射器(5)が開示してあり、これは基端側基部(12)と、末端まで延びているテーパ付きの末端部分(14)とを有する注射器バレル(10)を包含する。この注射器バレルは、末端(18)まで延びている末端導管(26)と流体連絡している主孔(22)を包含する。本装置は、ハンドル(34)と、内面(39)と、ワイパ(40、42)とを有する主ピストン(38)を包含する。本装置は、さらに、シリンダ・ディバイダ・ピストン(58)を包含し、このシリンダ・ディバイダ・ピストンは主ピストン(38)と類似した外観であり、同様に作動することができる。同様に、ディバイダ・ピストン(58)はテーパ付きの末端(14)と一致するように傾斜した下面(59)を有する。ディバイダ・ピストン(58)は、繋索リテナ(80)を受け入れるリップ(78)を有するくぼみ(76)を備えた上面(72)を包含する。
請求項(抜粋):
第1の液体と第2の液体を順次に吸引、注射する注射器であって、 a. 末端およびこの末端に設けた開口を有し、さらに内部押しのけ体積およびこの内部押しのけ体積を変えるピストンを有する可変体積室と、 b. 前記内部体積を少なくとも第1の基端側可変体積溜めと第2の末端側可変体積溜めに分離する室ディバイダであり、前記室に沿って移動でき、前記注射器内への前記第1液体の吸引に先立って前記端に位置決めされる室ディバイダと、 c. 前記注射器に沿って設けてあり、基端側溜めと末端側溜めの間を連絡することができ、前記導管および前記第2溜めと流体連絡している流路と、 d. 前記流路を通しての前記基端側溜めと前記末端側溜めとの間の流れを不可あるいは可とすることができる弁と、 e. 前記ピストンと前記室ディバイダを連結する引っ張り要素であって、前記ピストンが前記室ディバイダから離れるように動かされ、前記基端側溜めが少なくとも部分的に前記第1液体で満たされたときに、前記室ディバイダを前記室の前記末端から離れるように押圧して前記末端側溜めを拡大し、前記第2液体を前記末端側溜めに吸引するようになっている引っ張り要素とを包含することを特徴とする注射器。

前のページに戻る