特許
J-GLOBAL ID:200903016087700517

防振マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-161906
公開番号(公開出願番号):特開平7-019273
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】応力集中による耐久性の低下を抑制し、かつ、製造コストの低減を図ることを可能とする。【構成】エンジンマウント1は保持体2、内筒3及び弾性体4を備えている。保持体2は外筒部5及び固定部6からなり、ガラス繊維の混入されたポリアミド樹脂よりなっている。ニトリルゴム製の弾性体4は胴部8と係合部9A〜9Dとストッパ部10A,10Bとを備えている。胴部8は内筒3の外周に加硫接着されている。外筒部5にはリブ12A〜12Dが突出形成され、係合部9A〜9Dはこれらにより、圧縮状態で外筒部5に圧入され、外筒部5及び内筒3間に介装されている。また、弾性体4は外筒部5に対しては非接合状態となっている。弾性体4に所定の応力が加わった場合、弾性体4の一部が外筒部5から離間する。従って、弾性体4にかかる応力が一部分に集中することがなく、全体としての応力が緩和される。又、弾性体4を外筒部5に対して接着する必要がなくなる。
請求項(抜粋):
筒状の保持体(2)と、該保持体(2)の内側に配置された内筒(3)と、前記保持体(2)と前記内筒(3)との間に介装され、筒状の胴部(8)及び該胴部(8)から非中心方向へ突出する複数の係合部(9A,9B,9C,9D)を有するゴム状の弾性体(4)とを備え、エンジンを車体に対して弾性的に支持させるための防振マウントであって、前記胴部(8)の内周面を前記内筒(3)に接着させるとともに、前記保持体(2)には、前記弾性体(4)の回動方向及び伸縮方向への永続的な移動を規制するための複数のリブ(12A,12B,12C,12D)を設け、前記係合部(9A,9B,9C,9D)が前記リブ(12A,12B,12C,12D)に圧縮状態で係合されるよう、前記弾性体(4)を前記保持体(2)内に非接着状態で介装させたことを特徴とする防振マウント。
IPC (3件):
F16F 1/38 ,  B60K 5/12 ,  F16F 15/08

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