特許
J-GLOBAL ID:200903016089614243

吸引鋳造装置の湯洩れ検出機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-233154
公開番号(公開出願番号):特開平6-055254
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 湯洩れ検出器の誤動作を防止する。【構成】 本発明に係る吸引鋳造装置の湯洩れ検出器40は、鋳型12を囲むように、チャンバー14の内側面の下端に沿って配設された一対の絶縁被覆電極30,32を備えている。そして前記絶縁被覆電極30,32が検出器本体40kに接続されて、両電極30,32間の電気抵抗が測定される。鋳造中に溶湯洩れが発生すると、鋳型から流れ出た溶湯は絶縁被覆電極30,32に接触し、この溶湯の熱によって絶縁被覆電極30,32のビニール被膜30h,32hが溶かされて、各々の電極が溶湯によって相互に接続されて前記電気抵抗が小さくなる。また、溶湯洩れが発生しなければ、絶縁被覆電極30,32のビニール被膜30h,32hは溶けることがなく、両電極30,32は外部から絶縁されたままの状態に保持される。このため溶湯洩れが発生しないのに外乱によって溶湯洩れの判定がなされることはない。
請求項(抜粋):
鋳型にチャンバーを被せ、そのチャンバー内の空間を減圧することにより、前記鋳型内のキャビティを間接的に減圧して、溶湯をそのキャビティ内に吸引する吸引鋳造装置の湯洩れ検出機構において、前記鋳型を囲むように、前記チャンバーの内側面の下端に沿って配設された複数本の絶縁被覆電極と、前記絶縁被覆電極の各々の電極部分が相互に電気的に接続されたことを検出する接続状態検出手段と、を有することを特徴とする吸引鋳造装置の湯洩れ検出機構。
IPC (4件):
B22D 18/06 ,  B22D 18/08 ,  B22D 46/00 ,  G01M 3/16

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