特許
J-GLOBAL ID:200903016100200545
溶接性に優れた高張力鋼の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩原 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-194476
公開番号(公開出願番号):特開2004-035946
出願日: 2002年07月03日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】本発明は従来焼入性向上に十分でないと考えられていた極微量のB添加でも鋼板の焼入性を効率的に高めることにより,溶接性に優れた,引張強度が490MPa以上の高張力鋼の製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】Bが0.0001〜0.0003%の極微量含有する鋼において,Ti,N,Al量を適正化し,かつ,オーステナイト粒界へBを有効に偏析させるために,熱間圧延と加速冷却との間に適正な冷却・保持を行うことにより,加工熱処理工程において,溶接性に優れた,引張強度が490MPa以上の高張力鋼を製造することが可能になる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
重量%で,
C:0.02〜0.15%,
Si:0.01〜1%,
Mn:0.1〜2%,
P:0.02%以下,
S:0.01%以下,
Al:0.002〜0.1%,
Ti:0.002〜0.05%,
N:0.005%以下,
B:0.0001〜0.0003%
含有し,さらに下記(1)式を満足する残部Fe及び不可避不純物からなる鋼片に対して,再結晶オーステナイト域で圧延を終了する熱間圧延により,圧延終了後の平均オーステナイト粒径を10〜50μmとした上で,熱間圧延終了から加速冷却開始までの間に,1000°C以下,800°C以上の温度で10〜100s保持するか,あるいは,熱間圧延終了から加速冷却開始まで1°C/s以下の冷却速度で冷却した後,引き続き,冷却速度が3〜100°C/sの加速冷却をAr3変態点以上から開始し,650°C以下で終了することを特徴とする溶接性に優れた高張力鋼の製造方法。
N(%)-Ti(%)/3.4-Al(%)/1.9≦0 ・・・・(1)
IPC (4件):
C21D8/00
, C22C38/00
, C22C38/14
, C22C38/58
FI (4件):
C21D8/00 B
, C22C38/00 301B
, C22C38/14
, C22C38/58
Fターム (34件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA15
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA20
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA33
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA37
, 4K032AA39
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032CB01
, 4K032CB02
, 4K032CC02
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD01
, 4K032CD02
, 4K032CD03
前のページに戻る