特許
J-GLOBAL ID:200903016100947748

光学ヘッドおよび集積型光学ユニット装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-107065
公開番号(公開出願番号):特開平7-320327
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 小型軽量で低コストにできると共に、フォーカスサーボを安定にできる正確なFESを検出できる光学ヘッドを提供する。【構成】 半導体レーザ101 と対物レンズ104 との間の光磁気記録媒体105 からの戻り光の収束光路中に、第1,第2の三角プリズム202,203 を貼り合わせてなり、第1の三角プリズム202 は、戻り光をほぼ等しい強度の常光および異常光に偏光分離するようにその光学軸を設定すると共に、半導体レーザ101 からの光束および戻り光が入射する面に偏光膜103 を設け、第2の三角プリズム203 は、その光学軸を第1の三角プリズム202 の光学軸と所定角度β異なるように設定した多像平行平面板201 を、非点収差の方向が、光磁気記録媒体105 の情報トラック106 に対してほぼ45°となるように配置し、この多像平行平面板201 に、偏光ビームスプリッタ機能、偏光分離機能および非点収差発生機能を持たせる。
請求項(抜粋):
直線偏光光束を放射する半導体レーザと、この半導体レーザからの光束を光磁気記録媒体上にスポット状に集光させる対物レンズと、前記半導体レーザと前記対物レンズとの間で、前記光磁気記録媒体で反射される戻り光の収束光路中に配置され、前記半導体レーザからの直線偏光光束を反射させて前記対物レンズに導き、前記戻り光を屈折透過させて非点収差を与えて偏光分離するそれぞれ複屈折性結晶からなる第1および第2の三角プリズムを貼り合わせてなる多像平行平面板と、この多像平行平面板から射出される光束を受光し、互いに直交する偏光成分の出力に基づいて光磁気信号を検出すると共に、ほぼ等しい常光および異常光成分を含む出力に基づいてフォーカスエラー信号を検出する信号検出用光検出器とを有し、前記多像平行平面板は、前記非点収差の長軸および短軸方向が、前記光磁気記録媒体の情報トラックに対してほぼ45°となるように配置し、前記第1の三角プリズムは、前記戻り光をほぼ等しい強度の常光および異常光に偏光分離するようにその光学軸を設定すると共に、前記半導体レーザからの直線偏光光束および前記戻り光が入射する面に偏光膜を設け、前記第2の三角プリズムは、その光学軸を前記第1の三角プリズムの光学軸と所定角度異なるように設定したことを特徴とする光学ヘッド。
IPC (3件):
G11B 11/10 551 ,  G11B 11/10 ,  G11B 11/10 556

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