特許
J-GLOBAL ID:200903016107777180

電動車両の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-105434
公開番号(公開出願番号):特開平8-308003
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 電動車両のモータの回生運転中に逆起電力によってインバータが損傷するのを防止する。【構成】 電動車両のメインバッテリ3及びモータ1間に設けられたインバータ6を制御する電子制御ユニット10は、モータ回転数Nm、アクセル開度θAP及びシフトポジションPから算出した目標電力に、インバータ6に入力される電流IPDU 及び電圧VPDU から算出した実電力を一致させるフィードバック制御手段27を備える。モータ1の回生運転中にメインバッテリ3及びモータ1間の回路が開放されて回生電力によるメインバッテリ3の充電が不能になり、その結果電圧VPDU が所定値を越えて増加すると、回生禁止手段26がモータ1の回生運転を禁止し、モータ1の逆起電圧によるインバータ6の損傷を防止する。
請求項(抜粋):
バッテリ(3)及びモータ(1)間に配置され、モータ(1)の駆動時にバッテリ(3)の直流電力を交流電力に変換して該モータ(1)に供給するとともに、モータ(1)の回生時に該モータ(1)が発電した交流電力を直流電力に変換してバッテリ(3)に供給するインバータ(6)と、インバータ(6)の直流部の電流(IPDU )を検出する電流センサ(S1 )と、インバータ(6)の直流部の電圧(VPDU )を検出する電圧センサ(S2 )と、電流センサ(S1 )で検出した電流(IPDU )及び電圧センサ(S2 )で検出した電圧(VPDU )に基づいてインバータ(6)に入力される実電力を算出する実電力算出手段(23)と、少なくともアクセル開度(θAP)に基づいてインバータ(6)に入力される目標電力を算出する目標電力算出手段(22)と、実電力算出手段(23)で算出した実電力を目標電力算出手段(22)で算出した目標電力に一致させるべく、インバータ(6)を介してモータ(1)の運転状態を制御するフィードバック制御手段(27)と、を備えた電動車両の制御装置において、モータ(1)の回生運転を禁止する回生禁止手段(24)を備え、インバータ(6)の直流部の電圧(VPDU )が所定値を越えたときに前記回生禁止手段(24)を作動させることを特徴とする電動車両の制御装置。
IPC (5件):
B60L 3/00 ,  B60L 7/16 ,  H02M 7/72 ,  H02P 5/41 302 ,  H02P 7/63 302
FI (5件):
B60L 3/00 J ,  B60L 7/16 ,  H02M 7/72 ,  H02P 5/41 302 L ,  H02P 7/63 302 S
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 交流電動機のトルク制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-213731   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開平1-202101
  • 特開昭57-009278
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