特許
J-GLOBAL ID:200903016109081034

工具用複合高硬度材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-230636
公開番号(公開出願番号):特開平8-073289
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 ダイヤモンドを40%以上含むダイヤモンド焼結体からなる基材を有する工具用の複合硬度材料。【構成】 周期律表第IVa、VaおよびVIa族元素、AlならびにBから成る群の中から選択される少なくとも1種の元素の立方晶型結晶構造を有する金属結合性の窒化物または炭窒化物(a) と、常温、常圧、平衡状態で立方晶型以外の結晶構造を有する少なくとも1種の共有結合性の化合物(b) とが交互に積層された超薄膜積層膜1を基材2の少なくとも切削に関与する箇所の表面上に有し、超薄膜積層膜を構成する個々の層の厚さが 0.2〜20nmであり、超薄膜積層膜全体が立方晶型の結晶構造を有する。【効果】 母材強度が高く、耐摩耗性と耐酸化性に優れ、鉄と反応し難く、焼入鋼切削や鋳鉄の粗切削あるいは鋳鉄とアルミ合金との共削り等の用途において従来の工具よりもはるかに長い寿命を示す。
請求項(抜粋):
ダイヤモンドを40%以上含むダイヤモンド焼結体からなる基材(2) を有する工具用の複合硬度材料において、周期律表第4a、5aおよび6a族元素、AlおよびBから選択される1種以上の元素の立方晶型の結晶構造を持つ主として金属結合性の窒化物または炭窒化物(a) と、常温、常圧、平衡状態において立方晶型以外の結晶構造を持つ少なくとも1種の主に共有結合性の化合物(b) とが交互に積層された超薄膜積層膜 (1)を基材(2) の少なくとも切削に関与する箇所の表面上に有し、超薄膜積層膜 (1)を構成する個々の単位層の厚さが 0.2〜20nmであり、超薄膜積層膜 (1)全体が立方晶型の結晶構造を有することを特徴とする工具用複合硬度材料。
IPC (4件):
C04B 41/89 ,  B23B 27/14 ,  B23B 27/20 ,  C23C 14/06

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