特許
J-GLOBAL ID:200903016112755615

燃料電池用冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-293202
公開番号(公開出願番号):特開2002-110205
出願日: 2000年09月27日
公開日(公表日): 2002年04月12日
要約:
【要約】【課題】 1つの冷却系で2つの温度管理をできるようにすることにより、イオン交換器におけるイオン交換樹脂の激しい劣化を防ぐとともに、燃料電池に好適な温度の冷却液を供給することができる燃料電池用冷却装置を提供する。【解決手段】 燃料電池FCにおける第1冷却液の入口側および出口側に対して第2熱交換器15を並列に配置する。第1熱交換器3から排出された1次冷却液を第2熱交換器15、放熱器16、およびイオン交換器14をこの順で通流させた後、再び第2熱交換器15に流す。第2熱交換器15では、第1熱交換器3から排出された1次冷却液と、イオン交換器14から排出された1次冷却液が対向して通流し、第1熱交換器3から排出された1次冷却液と、イオン交換器14から排出された1次冷却液の間で自己熱交換される。
請求項(抜粋):
燃料電池に冷却液を循環供給して前記燃料電池を冷却する冷却系に、前記冷却液を循環させる循環ポンプと、前記燃料電池から排出された冷却液を冷却する第1熱交換器と、前記冷却液中のイオンを除去するイオン交換樹脂を用いたイオン交換器と、前記冷却液を冷却する放熱器と、前記冷却液を自己熱交換させるための第2熱交換器と、を備え、前記第2熱交換器は、前記燃料電池における冷却液の入口側と出口側に対して並列に配置され、前記第1熱交換器から排出された前記冷却液は、前記第2熱交換器、前記放熱器、および前記イオン交換器をこの順で流れ、前記イオン交換器から排出された前記1次冷却液が前記第2熱交換器に供給されるように構成されており、前記第2熱交換器では、前記第1熱交換器から排出された前記冷却液と、前記イオン交換器から排出された前記冷却液が対向して通流し、前記第1熱交換器から排出された前記冷却液と、前記イオン交換器から排出された前記冷却液の間で自己熱交換が行われることによって、前記第1熱交換器より排出された前記冷却液が冷却されるとともに、前記イオン交換器から排出された前記冷却液が昇温させられることを特徴とする燃料電池用冷却装置。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M 8/04 G ,  H01M 8/04 N ,  H01M 8/10
Fターム (6件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027CC01 ,  5H027CC15 ,  5H027KK48 ,  5H027MM16

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