特許

J-GLOBAL ID：200903016122141577

車両用制動制御装置

発明者： 太田 正史
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 牧野 剛博 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-033273
公開番号（公開出願番号）：特開平9-226555
出願日： 1996年02月21日
公開日（公表日）： 1997年09月02日
要約：

【要約】【課題】 車両用制動制御装置において運転者の制動操作に応じた適切な制動制御を可能とする。【解決手段】 車輪速度検出手段、横方向運転状態検出手段、旋回方向判定手段及び運転者の制動操作状態検出手段を備え、運転者の非制動操作状態においては、旋回内輪側従動輪を基準輪として旋回外輪側従動輪の制御目標値を算出し、運転者の制動操作状態においては、旋回外輪側前輪を基準輪として旋回内輪側前輪の制御目標値を算出するようにし、制動制御を行う。

請求項（抜粋）：

車両の走行状況に応じて車輪の制動力を自動制御する自動制動制御手段を備えた車両用制動制御装置において、車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、車両の横方向の運動状態を検出する横方向運動状態検出手段と、車両が旋回走行する方向を判定する旋回方向判定手段と、運転者の制動操作状態を検出する制動操作状態検出手段と、旋回内輪側従動輪の車輪速度と横方向運動状態から旋回外輪側従動輪の目標車輪速度を演算する第1演算手段と、旋回外輪側前輪の車輪速度と横方向運動状態から旋回内輪側前輪の目標車輪速度を演算する第2演算手段と、運転者が、非制動操作状態にあるときは前記第1演算手段を選択し、運転者が制動操作状態に入ったときは前記第2演算手段を選択する演算手段選択手段と、を備え、該選択された演算手段によって演算された目標車輪速度に基づいて前記自動制動制御手段による制動力の自動制御を行うことを特徴とする車両用制動制御装置。