特許
J-GLOBAL ID:200903016133582591

パワーステアリング装置のバルブ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-081944
公開番号(公開出願番号):特開平8-244641
出願日: 1995年03月14日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 スリーブ6が傾いたとしてもバルブ機構Vをスムーズに切換えることができるとともに、バルブ機構Vの振動を防止することができるパワーステアリング装置のバルブ機構を提供することである。【構成】 ピン15とピン孔7aの間に隙間27を形成する一方、タンク通路とは反対側におけるロータリースプール7外周面にドレン通路26を形成している。そして、ドレン溝17からドレン通路26に導かれた流体は、ロータリースプール7の内径部とスタブシャフト14との隙間を通って、上記タンク通路に導かれる。
請求項(抜粋):
ハウジングと、ハウジング内に設けたスリーブと、スリーブ内に回転自在に組み込んだロータリースプールと、ロータリースプールの外周面に形成したドレン溝と、ロータリースプールの一方の側におけるハウジング内に形成したタンク通路と、ロータリースプールの外周面に形成するとともに、タンク通路とドレン溝を連通するドレン通路と、ロータリースプールに形成したピン孔と、ハンドルに連係するとともに、ロータリースプールの内径部を貫通するスタブシャフトと、これらロータリースプールとスタブシャフトを連結するために上記ピン孔にはめ込むピンと、出力機構に連係するウォームシャフトと、スリーブの一端を塞ぐとともに、スリーブに連結させたウォームシャフト基端のフランジ部と、スタブシャフトとウォームシャフトを連係するトーションバーとを備え、ハウジング内で、ハウジングとフランジ部の間に第1軸受けを設け、かつ、第1軸受けの反対側には、スリーブとハウジングの間に第2軸受を設け、スリーブとフランジ部とをこれら両軸受間で支持するパワーステアリング装置のバルブ機構において、上記ピンとピン孔の間に隙間を形成する一方、タンク通路とは反対側におけるロータリースプールの外周面にドレン通路を形成し、上記ドレン溝からドレン通路に導かれた流体が、ロータリースプールの内径部とスタブシャフトとの隙間を通って、上記タンク通路に導かれるような流路を形成したことを特徴とするパワーステアリング装置のバルブ機構。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公昭39-002560
審査官引用 (1件)
  • 特公昭39-002560

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