特許
J-GLOBAL ID:200903016133878652

針付き縫合糸の包装用支持体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-016016
公開番号(公開出願番号):特開平11-206773
出願日: 1998年01月28日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】縫合糸を巻癖の少ない状態で確実に支持して、しかも複数の縫合糸を支持しても夫々の縫合糸を各別に絡みなく容易に取り出すことができ、更に、糸保持部への縫合糸の巻付け作業が容易に行えると共に構造簡単で安価に製造することができる針付き縫合糸の包装用支持体を提供する。【解決手段】平板状の基板2に、大略円形に配列された複数の爪片5からなる糸保持部3と、糸保持部3に包囲された内方に針を支持する針保持部4とを設ける。糸保持部3の各爪片5は、巻回状態の縫合糸xの内側を規制する内側規制部6と、縫合糸xの上側を規制する上側規制部7と、縫合糸xの外側を規制する外側規制部8とを備える。針保持部4に保持された針wの基部から延びる縫合糸xを、内側規制部6と外側規制部8との間において内方から外方に渦巻き状に巻回支持する。
請求項(抜粋):
外科用針が一端に連結された縫合糸を支持する針付き縫合糸の包装用支持体であって、可撓性を有する合成樹脂により形成された平板状の基板と、該基板に形成され、該基板上において大略円形の所定範囲を包囲するように前記縫合糸を巻回して保持する糸保持部と、該糸保持部に包囲された前記所定範囲内において前記針を支持する針保持部とを備え、前記糸保持部は、前記所定範囲の外周に沿って所定間隔を存して前記基板を略コ字形に切り込みを形成することによって該基板から遊離され、前記所定範囲の外方に向かって放射状に形成された複数の爪片からなり、各爪片は、前記基板から連続して起立して巻回状態の縫合糸の内側を規制する内側規制部と、該内側規制部の上端から連続して前記所定範囲の外方に水平に延びて巻回状態の縫合糸の上側を規制する上側規制部と、該上側規制部の先端から連続して下方に折り曲げ形成されて巻回状態の縫合糸の外側を規制する外側規制部とを備え、前記針保持部に保持された針の基部から延びる縫合糸を、前記内側規制部と前記外側規制部との間において内方から外方に渦巻き状に巻回支持することを特徴とする針付き縫合糸の包装用支持体。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 縫合糸保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-052414   出願人:ユナイテツドステイツサージカルコーポレイシヨン

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