特許

J-GLOBAL ID：200903016144884654

二重管注入工法におけるダブルパッカー加圧方法

発明者： 赤島 正晃 ,  北村 貴司
出願人/特許権者： 前田建設工業株式会社
代理人 (1件)： 遠山 勉 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-179263
公開番号（公開出願番号）：特開平8-041858
出願日： 1994年07月29日
公開日（公表日）： 1996年02月13日
要約：

【要約】【目的】 取扱が容易で、かつダブルパッカーの作動を迅速に行うことができ、さらに安価に実施しうる二重管注入工法おけるダブルパッカー加圧方法を提供する。【構成】 先端にダブルパッカー5a,5bと、前記ダブルパッカー5a,5b間に吐出穴6を設けた注入内管7を注入外管3内の所定深度まで挿入し、ダブルパッカー5a,5bに圧力を加えてダブルパッカー5a,5bを膨張させてダブルパッカー間をシールした後、注入内管7の吐出穴から注入外管3のゴムスリーブ9を拡開して注入外管のグラウト注入穴8からスリーブグラウト4を通してダブルパッカー5a,5bに挟まれた地山1に加圧グラウトを注入して均質なグラウトゾーンZを形成し、地山1の地盤を強化する二重管注入工法において、ダブルパッカー5a,5bを硬質ゴム製とし、このダブルパッカーに加圧液体を導入する。

請求項（抜粋）：

所定深さまで穿孔してケーシングを建て込み、次いでこのケーシングに吐出穴6とこの吐出穴6をシールするゴムスリーブ9を具備する注入外管3を装入し、前記ケーシングと注入外管3との間にシール材を注入してスリーブグラウト4を形成すると共に前記ケーシングを引き抜き、さらに先端にダブルパッカー5a,5bと、前記ダブルパッカー5a,5b間に吐出穴6を設けた注入内管7を前記注入外管3内の所定深度まで挿入し、ダブルパッカー5a,5bに圧力を加えて前記ダブルパッカー5a,5bを膨張させてダブルパッカー間をシールした後、前記注入内管7の吐出穴から注入外管3のゴムスリーブ9を拡開して前記注入外管のグラウト注入穴8から前記スリーブグラウト4を通して前記ダブルパッカー5a,5bに挟まれた地山1に加圧グラウトを注入して均質なグラウトゾーンZを形成し、前記地山1の地盤を強化する二重管注入工法において、前記ダブルパッカー5a,5bを硬質ゴム製とし、かつこのダブルパッカーに加圧液体を導入して、膨張させたことを特徴とする二重管注入工法におけるダブルパッカー加圧方法。