特許
J-GLOBAL ID:200903016153959136

鋼板エッジ部の誘導加熱制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-361858
公開番号(公開出願番号):特開平11-172325
出願日: 1997年12月09日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 特別な鋼板の蛇行量検出装置を使用しないで、鋼板の蛇行を検出し、加熱コイルを保持する台車位置を制御できる鋼板エッジ部の誘導加熱制御方法を提供する。【解決手段】 左右のインダクタ2L、2Rの加熱コイル3L、3Rに流れる高周波電流値を検出して偏差を求め、偏差電流値と予め記憶した偏差電流値と偏差電流値を零とするに必要なインダクタ2L、2Rの台車位置補正量との関係に基づき台車位置補正値を求め、電流値の大きい側の台車位置初期設定値から台車位置補正値を減算すると共に、電流値の小さい側の台車位置初期設定値に台車位置補正値を加算して左右の台車補正位置を求め、台車4L、4Rの自動位置コントローラ6L、6Rに前記加減算した左右の台車補正位置を出力することにより、台車4L、4Rの自動位置コントローラ6L、6Rによって鋼板エッジ部のラップ量7L、7Rが制御され、鋼板1の両端エッジ部を均一にかつ鋼板エッジ部を目標値まで加熱できる。
請求項(抜粋):
鋼板の左右エッジ部が通過するラインの左右側位置に鋼板進行方向と直角方向に進退する台車を配置し、該左右台車に鋼板エッジ部を上下から挟むインダクタを設置し、前記台車の自動位置コントローラにより鋼板エッジ部のラップ量を制御し、上下インダクタ間を鋼板のエッジ部が通過する間にエッジ部を加熱する誘導加熱方法において、前記左右のインダクタの加熱コイルに流れる高周波電流を検出して鋼板の蛇行によるラップ量の変化により発生する電流値の偏差を求め、予め記憶されている偏差電流値と偏差電流値を零とするに必要なインダクタの台車位置補正量との関係に基づき台車位置補正値を求め、電流値の大きい側の台車位置初期設定値から台車位置補正値を減算すると共に、電流値の小さい側の台車位置初期設定値に台車位置補正値を加算して左右の台車補正位置を求め、前記台車の自動位置コントローラに前記加減算した左右の台車補正位置を出力することを特徴とする鋼板エッジ部の誘導加熱制御方法。
IPC (5件):
C21D 1/42 ,  B21B 45/00 ,  C21D 9/00 101 ,  C21D 9/60 ,  H05B 6/10 381
FI (7件):
C21D 1/42 P ,  C21D 1/42 R ,  C21D 1/42 U ,  B21B 45/00 N ,  C21D 9/00 101 L ,  C21D 9/60 ,  H05B 6/10 381
引用特許:
審査官引用 (2件)

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