特許
J-GLOBAL ID:200903016154329853

図形表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201985
公開番号(公開出願番号):特開平5-046782
出願日: 1991年08月12日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明ではZバッファ法による描画システムの構成要素を活用しつつ、レイトレーシングで行われている反射や屈折による周辺物品の移り込みをも表示できる装置を提供することを技術的な目的とする。【構成】 表示すべき物体を検索する視点(9)と、前記視点(9)の位置及びその視野角を設定する視野設定部(8)と、表示すべき物体の特性データと視野情報を統括的に管理するデータ管理部(1)と、物体及び視点(9)の位置を3次元座標軸上で決定する座標決定部(3)と、前記視野角の範囲内と範囲外にある図形を判別し、且つ視野角の範囲外にある図形を消去するクリップ部(4)と、その結果残った図形が覆っている画素のリストを作成する画素展開部(5)と、前記リスト上の画素のうち視点(9)から見て不可視な位置にあるものを消去する隠面消去部(6)と、その結果残った全ての画素に対しそれぞれの輝度を計算する輝度計算部(7)とから構成される図形表示装置。
請求項(抜粋):
描画すべき物体の物理的データをもとに、任意の視点から見た場合の前記物体を描画する図形表示装置において、物体の物理的データを予め記憶している物理的データ記憶部(2)と、表示すべき物体に視野角の範囲内において直線状の検視線を当てて点単位で前記物体を検索する視点(9)と、前記視点(9)の位置及び視野角を設定する視野設定部(8)と、前記物理的データ記憶部(2)から表示すべき物体の特性データと前記視野設定部(8)からの視野情報を読み出して管理するデータ管理部(1)と、前記データ管理部(1)からのデータにより図形の位置を3次元座標軸上で決定する座標決定部(3)と、前記3次元座標軸上の座標位置において前記視野角の範囲内にある図形と視野角の範囲外にある図形とを判別して視野角の範囲外にある図形を消去するクリップ部(4)と、その結果残った図形が覆っている画素のリストを作成する画素展開部(5)と、前記リスト上の画素が視点(9)から見て可視な位置にあるか否かを判別して不可視な位置にある画素を消去する隠面消去部(6)と、前記視野角内にある図形に覆われた全ての画素に対しそれぞれの輝度を計算する輝度計算部(7)とを備え、前記輝度計算部(7)は、前記図形が反射・屈折による写り込み又は透過を生じる物体の場合に、光源からの寄与による輝度と、周辺物体からの反射、透過の寄与による輝度を算出し、その結果に基いて前記物体の輝度を算出することを特徴とする図形表示装置。
IPC (2件):
G06F 15/72 450 ,  G06F 15/72 420

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