特許
J-GLOBAL ID:200903016155441851
環境評価システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-013061
公開番号(公開出願番号):特開平10-198269
出願日: 1997年01月07日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 調査地域の環境及び社会に及ぼすリスクを避けるために、開発計画の初期及び調査地域に不足している環境設計等の環境方針・計画に必要な環境情報を的確に、かつ迅速で低コストに提示する。【解決手段】 地域緑地評価、環境リスク評価、地域活動評価の3つの大項目を設定し、地域緑地評価では調査地域の行政資料及び調査データから得られた人口・世帯数などの消費活動から推計した環境容量から見た必要緑地面積と調査地域の実面積との比較値と緑地率から希少性を評価し、この評価結果を環境リスク評価の優先度を設定する情報とする。環境リスク評価では各評価項目について調査地域の分布範囲とデータを地図情報として生成し、かつリスクレベルを算出し、この評価項目を当初設定した優先度に基づき環境リスクの高い分布範囲の環境保全レイアウトを行う。地域活動評価では住民運動の内容と規模を予測する。
請求項(抜粋):
調査地域の環境リスクを評価するシステムであって、前記調査地域の行政界基礎データ及び調査データを入力するとともに評価処理に必要な所定の操作を行うことにより該操作に対応する信号を出力する入力手段と、各植生ごとに設定された生態系の総生物量に対応する環境ランクデータ及び環境容量の純生産量に対応する環境ランクデータ、評価される地域緑地評価用及び環境リスク評価用の各環境評価項目に対応して予め設定された環境ランクデータを保持するデータベースと、前記調査地域の地形図及びその他の環境評価処理情報を表示する表示手段と、前記入力手段の操作により発生する信号を基に前記表示手段に表示された地形図上に計画地域及び該計画地域に連なる3次メッシュを組み合わせた範囲を調査地域として設定する調査地域設定処理手段と、前記入力手段から入力した行政界基礎データ及び調査データを基に前記調査地域の必要緑地面積と緑地率を算出し、これら算出値を基に前記データベースを検索し、該算出値に対応する環境ランクデータを取り出して調査地域における緑地の希少性のリスクレベルとする地域緑地評価処理手段と、前記入力手段から入力した行政界基礎データ及び調査データを基に前記調査地域における生態系・環境容量・植生自然度・希少動植物・水環境・法的指定地域・その他(埋蔵文化財など)の各環境評価項目に対する環境ランクを査定し、該環境ランクデータに対応するリスクレベルを前記データベースを検索することにより設定するとともに該リスクレベルの分布範囲をレイアウト用の地図情報として生成する環境リスク評価処理手段と、前記環境リスク評価処理手段で評価された各評価項目のリスクレベルの分布範囲をレイアウト用の地図情報に従って前記表示手段に表示された地形図上にレイアウト表示するレイアウト表示制御手段と、を備えてなる環境評価システム。
IPC (2件):
FI (2件):
G09B 29/00 F
, G06F 15/21 Z
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