特許
J-GLOBAL ID:200903016155649304

2サイクルエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-144525
公開番号(公開出願番号):特開平7-317599
出願日: 1985年07月11日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 バランサをクランク室の後方上部に配設しながらクランク室容積を小さくしかつ吸気の吸入効率を高めて出力向上を図る。【構成】 クランク室8の後方上部にバランサ15を配置し、バランスウェイト19,20をクランクウェイトに対してクランク軸方向視において重ねる。クランクケース2に吸気通路26を形成し、縦断面V字状のリードバルブ27を取付ける。リードバルブ取付け座2aの座面を仮想直線Aより吸気通路上流側であって、仮想延長線Bがバランサ駆動歯車21を横切る位置に位置づける。吸気通路26を、気化器側部分の軸線Dがリードバルブ27の上側弁体30を指向するように縦断面へ字状に形成した。
請求項(抜粋):
クランク室の後方上部に、クランクウェイトに対して軸線方向外側に変位しかつクランク軸方向視においてクランクウェイトと重なるバランスウェイトを有するバランサをクランク軸と平行に配設し、クランクケースに、クランク室から前記バランサの上方を通って後方へ延びる吸気通路壁を設けることによりクランク室に開口する吸気通路を形成し、このクランクケースにおける前記吸気通路の上流端となる部位にリードバルブ取付け座を形成してこのリードバルブ取付け座に、縦断面形状が略V字状となるように形成されて上下両側に弁体が取付けられたリードバルブを前記V字がクランク室を指向するように取付け、このリードバルブを介して前記吸気通路を気化器に連通させてなり、前記リードバルブ取付け座の座面を、クランク軸方向視においてバランサの回転中心を通りシリンダ軸線と平行になる仮想直線より吸気通路上流側であって、この座面に沿う仮想延長線がバランサ駆動歯車を横切る位置に、クランクケース内吸気通路の軸線と略直交するように形成し、前記リードバルブと気化器との間の吸気通路を、気化器側となる部分の軸線がリードバルブの上側弁体を指向するようにクランク軸方向視において略へ字状に形成したことを特徴とする2サイクルエンジン。
IPC (2件):
F02F 7/00 ,  F02B 25/20

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