特許
J-GLOBAL ID:200903016160151365

カメラの駆動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-126140
公開番号(公開出願番号):特開2001-305647
出願日: 2000年04月26日
公開日(公表日): 2001年11月02日
要約:
【要約】【課題】設計上の制約の少ないカム形状を使用するカメラの駆動機構を提供する。【解決手段】クイックリターンミラー上昇とクイックリターンミラー下降とに使用するカム2の領域を共用するとともにプレビューの絞り込みとプレビューの絞り込みリセットとに使用するカム25の領域を共用するようにして、カム2,25の原点位置から正方向の回転でミラーアップ、絞りの開放位置から制御絞り値までの絞り込み(シャッタチャージ保持状態の解除)を行い、その終了位置からの逆方向への回転でミラーダウン、絞りの絞り込み位置から開放位置へのリセット(シャッタジャージ)を行う。また、カム25の原点位置から逆方向の回転で絞りの開放位置から制御絞り値までの絞り込みのみを行い、その終了位置から正方向の回転で絞りの絞り込み位置から開放位置へのリセットのみを行う。
請求項(抜粋):
クイックリターンミラーを観察位置と撮影のための待避位置との間で移動させるためのミラー駆動機構と、撮影レンズの絞りを開放位置と絞り込み位置との間で開閉させる絞り駆動機構と、シャッタのセットレバーをチャージ位置とリリース位置との間で駆動可能なシャッタチャージ機構とを、電動モータにより回転させられるカムにより駆動するカメラの駆動機構において、?@前記電動モータを初期位置から所定の第1の角度範囲で一方向に回転させて前記カムを初期位置から第1の駆動位置まで駆動することにより、(a)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを待避位置に移動し、(b)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを絞り込み、(c)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをリリース位置に駆動し、その後前記電動モータを逆方向に前記初期位置まで回転させて前記カムを前記第1の駆動位置から前記初期位置まで駆動することにより、(d)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを観察位置に復帰し、(e)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを開放へリセットし、(f)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをチャージ位置に駆動し、?A前記電動モータを前記初期位置から所定の第2の角度範囲で前記逆方向に回転させて前記カムを前記初期位置から第2の駆動位置まで駆動することにより、(g)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを観察位置に保持し、(h)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを絞り込み、(i)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをチャージ位置に保持し、その後前記電動モータを逆方向に前記初期位置まで回転させて前記カムを前記第2の駆動位置から前記初期位置まで駆動することにより、(j)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを観察位置に保持し、(k)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを開放へリセットし、(l)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをチャージ位置に保持することを特徴とするカメラの駆動機構。
IPC (4件):
G03B 19/12 ,  G03B 9/02 ,  G03B 9/07 ,  G03B 9/08
FI (4件):
G03B 19/12 ,  G03B 9/02 B ,  G03B 9/07 A ,  G03B 9/08 F
Fターム (11件):
2H054CA02 ,  2H054CA16 ,  2H054CA17 ,  2H054CB09 ,  2H080AA54 ,  2H080CC03 ,  2H080CC04 ,  2H081BB12 ,  2H081BB27 ,  2H081DD02 ,  2H081DD07
引用特許:
審査官引用 (2件)

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