特許
J-GLOBAL ID:200903016160528540

光伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-242403
公開番号(公開出願番号):特開平8-082815
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】簡便な手段でタイミングを抑制して長距離の超高速・大容量光ソリトン伝送を行うことができる光伝送システムを提供する。【構成】リターンツウゼロ光パルスにディジタル情報を加えた光信号を伝送する伝送用光ファイバとその光ファイバの損失を補償する複数台の光増幅中継器とからなる伝送路を用い、該光パルスに加えられる非線形光学効果によるパルス圧縮効果と分散効果によるパルス広がりの効果とが補償される光伝送システムにおいて、該伝送路に、ソリトン周期Zsol と同等の周期Z毎に、中心周波数近傍の群遅延特性が平坦である光帯域制限素子を少なくとも1つ配置し、該光帯域制限素子の強度伝達関数の積の中心周波数近傍の曲率aと伝送される光パルスのスペクトル半値全幅Bsol の2乗の積aBsol 2 が2.1×10-2から8.3×10-2範囲内であるように構成されている。
請求項(抜粋):
リターンツウゼロ光パルスにディジタル情報を加えた光信号を伝送する伝送用光ファイバと、該伝送用光ファイバ上に距離Zamp 毎に配置された該光ファイバの損失を補償する複数台の光増幅中継器を有し、該伝送用光ファイバと該光増幅中継器とからなる伝送路の波長分散値の平均値及び該光増幅中継器の光出力強度が、該光パルスに加えられる非線形光学効果によるパルス圧縮効果と分散効果によるパルス広がりの効果とが補償されるように設定されている光伝送システムにおいて、該伝送路において、【数1】(但し、D: 前記伝送用光ファイバの波長分散の平均値λ: 前記光信号の波長C: 光速τ: 前記光信号時間波形の半値全幅 )としたとき周期Z毎に、中心周波数近傍の群遅延特性が平坦である光帯域制限素子を少なくとも1つ以上が配置され、該光帯域制限素子の強度伝達関数の積の中心周波数近傍の曲率aと伝送される該光パルスのスペクトル半値全幅Bsol の2乗の積aBsol 2 が2.1×10-2から8.3×10-2の範囲内であるように構成された光伝送システム。
IPC (4件):
G02F 1/35 ,  H01S 3/10 ,  H04B 10/02 ,  H04B 10/18

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