特許
J-GLOBAL ID:200903016161484732
電子式秤量装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉澤 桑一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-219760
公開番号(公開出願番号):特開平11-051757
出願日: 1997年08月01日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 内蔵分銅を用いた自動校正機能を有する電子式秤量装置において、校正を過不足なく行なう。【解決手段】 重量表示Wpと温度Tとの関係を予め多点の温度で測定し、この結果を曲線として記憶しておく。また重量表示Wpの最大許容誤差emを設定し、温度T1(基準温度TQ1)において校正を行い、かつこの第1回校正時の基準温度TQ1を基準としてこの最大許容誤差emと前記曲線とから最大許容誤差emとなる温度TH1とTL1を設定し記憶する。温度検知装置は測定温度Tがこの校正温度TH1又はTL1となった時に校正を行なう。また校正を行なった校正温度TH1又はTL1を次の基準温度TQ2とし、前記と同様最大許容誤差emと記憶する曲線から次回の校正温度TH2又はTL2を設定記憶する。この手順を順次行なうことにより、必ず最大許容誤差em内で校正を過不足なく行なう。
請求項(抜粋):
内蔵分銅により自動校正を行なう機能を有する秤量装置において、秤量装置の有する実際の温度特性を示す曲線を記憶する手段と、この記憶手段が記憶した曲線に基づいて校正時期を定める演算部とを有し、演算部は、第1回の校正時の温度を第1の基準温度とし、前記記憶されている曲線に基づき予め定められた重量表示の最大許容誤差に対応しかつ当該第1の基準温度から増加した側の第2回校正温度と、当該最大許容誤差に対応しかつ基準温度から減少した側の第2回校正温度とをそれぞれ設定する手段と、測定温度が上記増加側の第2回校正温度或いは減少側の第2回校正温度となった時に校正動作信号を発する手段と、この校正動作信号を発した第2回校正温度を第2の基準温度に設定する手段と、第2の基準温度に対して前記記憶されている曲線に基づき前記重量表示の最大許容誤差に対応しかつ当該第2の基準温度から増加した側の第3回校正温度、及び同様に第2の基準温度から減少した側の第3回校正温度を新たに設定する手段と、以後同様に第n番の基準温度に対して前記記憶されている曲線に基づき前記重量表示の最大許容誤差に対応しかつ当該第n番の基準温度から増加した側の第n+1回校正温度、及び同様に第n番の基準温度から減少した側の第n+1回校正温度を新たに設定する手段とを有することにより、実際に校正を行なった校正温度を順次基準温度として、次回の校正温度を順次差し替えるよう構成したことを特徴とする電子式秤量装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01G 23/01 D
, G01G 23/48
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