特許
J-GLOBAL ID:200903016166613433
自動変速機の組立調整構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-151056
公開番号(公開出願番号):特開平8-320058
出願日: 1995年05月25日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 トータルエンド隙間の調整が容易で自動変速機の組み立て精度も高まる自動変速機の組立調整構造を提供する。【構成】 主軸15に凹所を形成して円筒面15Bで一体型スラストベアリング24の外周を保持させる。主軸15と回転体支持部16Sを仮組み立てした状態における着座面15Aと端面16Aの対向距離から一体型スラストベアリング24の厚みD2を差し引いた長さがトータルエンド隙間である。一体型スラストベアリング24は、ベアリングレース24の厚みを相互に異ならせた複数個の中から、着座面15Aと端面16Aの対向距離の測定値に応じた最適な1個を選択して使用される。相対回転可能なベアリングレース24、25は軸方向および直径方向に拘束されて分離せず、隙間調整用のスペーサも不要である。
請求項(抜粋):
自動変速機の変速機構側に円筒状の回転体支持部を突出させたオイルポンプカバーと、前記回転体支持部の端面に対向させて前記変速機構に属する1つの部材に形成した環状面と、前記回転体支持部の端面と接する第1のベアリングレースと、前記環状面と接する第2のベアリングレースと、前記第1および第2のベアリングレースの間に挟み込んで配置されるスラストベアリングとを有する自動変速機の組立調整構造において、前記スラストベアリングは、前記第1および第2のベアリングレース間に保持器により保持されて組み込まれた円筒ニードルが前記第1および第2のベアリングレースと一体に組み立てられた一体型スラストニードルであるとともに、前記一体型スラストニードルは、全体の厚みを複数段階に異ならせた複数個の中から、トータルエンド隙間に関する計測値に適合させて選択された1個であることを特徴とする自動変速機の組立調整構造。
引用特許:
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