特許
J-GLOBAL ID:200903016169118271

ハーフトーンイメージを備える回折セキュリティエレメント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-537236
公開番号(公開出願番号):特表2007-510178
出願日: 2004年11月02日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】ハーフトーンイメージ(2)を有する回折セキュリティエレメント(1)を提供すること。【解決手段】回折セキュリティエレメント(1)は、透明エンボス層及び保護ラッカー層の間の合成層に組み込まれた反射層に回折構造を備える。ハーフトーンイメージ(2)は、少なくとも1次元の1mm未満のイメージエレメント(4)に分割され、各イメージエレメント(4)の表面は、背景領域(5)及びイメージエレメントパターン(6)に分割される。イメージエレメント(4)の位置(P)でのハーフトーンイメージ(2)の表面輝度は、イメージエレメント(4)の表面に対するイメージエレメントパターン(6)の割合により決まる。背景領域(5)は、光変更効果においてイメージエレメントパターン(6)と異なる第1回折構造体を備える。0.3mmまでの幅のパターンストリップは、さらに、ハーフトーンイメージ(2)の表面に広がる。パターンストリップは、背景領域(5)及びイメージエレメントパターン(6)の表面の小さな割合を占め、ハーフトーンイメージ(2)に有色ストリップ(43)を形成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
表面構造を備える少なくとも透明エンボス層(11)、保護ラッカー層(12)及び前記エンボス層(11)と前記保護ラッカー層(12)との間に組み込まれた反射層(13)を含む合成層(10)に設けられた極めて微細な表面構造に占められた表面部分を備え、ハーフトーンイメージ(2)の表面が前記表面部分からなり且つ少なくとも1次元で1mm未満のイメージエレメント(4)に分割されたハーフトーンイメージ(2)を備える回折セキュリティエレメント(1)において、 前記イメージエレメント(4)のそれぞれは、背景領域(5)及びイメージエレメントパターン(6)のグループから少なくとも1つの前記表面部分を含み、 前記イメージエレメントパターン(6)は、暗い領域(5)に配置され、 前記イメージエレメント(4)の表面に対するイメージエレメントパターン(6)の表面の割合は、隣接する前記イメージエレメント(4)の表面輝度を考慮して、前記イメージエレメント(4)の位置での前記ハーフトーンイメージ(2)のオリジナルイメージの少なくとも表面輝度により決まり、 前記背景領域(5)の表面が、光変更作用において前記合成層(10)の半分のスペースで所定の視認方向でのみ前記イメージエレメントパターン(6)の表面と異なるように、前記背景領域(5)の表面は、第1表面構造体(18)を有し、イメージエレメントパターン(6)の全ての表面は、前記第1表面構造体(18)とは異なる第2表面構造体(19)を有することを特徴とするハーフトーンイメージ(2)を備える回折セキュリティエレメント(1)。
IPC (3件):
G02B 5/18 ,  B42D 15/10 ,  G02B 5/32
FI (5件):
G02B5/18 ,  B42D15/10 501G ,  B42D15/10 501P ,  B42D15/10 531B ,  G02B5/32
Fターム (25件):
2C005HA02 ,  2C005HB01 ,  2C005JA09 ,  2C005JB08 ,  2C005JB09 ,  2C005KA37 ,  2C005KA40 ,  2C005KA48 ,  2C005KA57 ,  2C005LA19 ,  2C005LB02 ,  2H049AA07 ,  2H049AA13 ,  2H049AA40 ,  2H049AA60 ,  2H049AA63 ,  2H049AA64 ,  2H049AA65 ,  2H049AA68 ,  2H049CA05 ,  2H049CA08 ,  2H049CA09 ,  2H049CA15 ,  2H049CA22 ,  2H049CA28

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