特許
J-GLOBAL ID:200903016172958582

復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017702
公開番号(公開出願番号):特開2000-047850
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 整数xの値がその変域の最大値に比べ十分小の場合でもx∧(4/3)*2∧(y/4)の計算を、固定小数点フォーマットの処理で精度よく演算する。【解決手段】 分離手段100は、入力ビットストリームから、量子化信号x及びスケールファクタyを分離する。判定手段101は、整数Nを設定閾値とと、分離手段100の出力量子化信号xが2∧N以下か否かを判定する。判定手段101は、xが2∧N以下であれば真とし、超えれば偽として判定結果を出力する。記憶手段102は、Qを整数とすると、0〜(2∧Q-1)の整数値qに対し、q∧(a/b)に応じ固定小数点フォーマットで格納する。記憶手段103は、剰余算手段105の演算値y2に対し、とり得る範囲の整数をpとすると0〜3のPに対し、2∧(p/c)の値をG(P)として保持し、固定小数点フォーマットで格納する。各記憶手段から読出したF(x)とG(y2)を乗算106する。
請求項(抜粋):
変数である量子化符号x及びスケールファクタyを含むビットストリームからx,yを抽出し、x∧(a/b)*2∧(y/c)の演算を行う復号装置であって(a,b,cは整数の定数)、入力された前記ビットストリームからxとyとを分離する分離手段と、((N*a)/b)を整数化した値をMとし、((Q*a)/b)を整数化した値をM′として(N、Qは所定の閾値)、0≦q<2∧Q-1を満たす整数qがxの変域内でとり得る全ての値について、qをアドレスとして、0≦q<2∧Nの場合にq∧(a/b)/2∧M′をMに応じたビット数分シフトした値をF(q)とし、q>2∧Nの場合にF(q)=q∧(a/b)/2∧M′としたF(q)の値を固定小数点フォーマットで格納する、第1の記憶手段と、0≦p<cを満たす整数pのとり得る全ての値について、G(p)=2∧(p/c)を固定小数点フォーマットで格納する第2の記憶手段と、y1=int(y/c)を算出する除算手段と、y2=y%cを算出する剰余算手段と、xをアドレスとして前記第1の記憶手段から読み出したF(x)の値と、y2をアドレスとして前記第2の記憶手段から読み出したG(y2)の値とをそれぞれ乗じた値を出力する乗算手段と、x≦2∧Nの場合には、前記乗算手段の出力する値をy1と(M′-M)に応じたビット数分シフトして出力し、x>2∧Nの場合には、前記乗算手段の出力する値をy1に応じたビット数分シフトして出力するシフト手段と、を備えた、復号装置。
IPC (4件):
G06F 7/00 ,  G10L 19/02 ,  G10L 19/00 ,  H03M 7/30
FI (4件):
G06F 7/00 A ,  H03M 7/30 Z ,  G10L 7/04 G ,  G10L 9/18 M

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