特許
J-GLOBAL ID:200903016179318309

下水処理制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-226216
公開番号(公開出願番号):特開2001-047080
出願日: 1999年08月10日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】 下水処理制御に必要な制御パラメータ設定を自動的に短時間で行い、かつ、処理水の安定した水質を向上させることができ、オペレータの労力の負担を軽減できる下水処理制御装置を提供する。【解決手段】 下水処理制御装置は、最初沈殿池1、反応槽2、最終沈澱池3から下水処理の制御パラメータを設定する上で必要な情報となる水質データをサンプリングして蓄積するデータ蓄積装置10と、データ蓄積装置10で蓄積されたデータまたは制御対象の操作変数などを蓄積する操作変数蓄積装置26とを備え、データ蓄積装置10と操作変数蓄積装置26の間に、制御パラメータの設定の妥当性を評価する水質シミュレーション装置11と、下水処理場に適した制御パラメータを自動的に設定する制御パラメータ設定装置17を設けた。
請求項(抜粋):
汚濁物質を含む下水を沈降分離する最初沈殿池と、微生物によって汚濁物質を吸着・分離する反応槽と、活性汚泥を沈降分離する最終沈澱池と、前記反応槽に空気を圧送するブロアと、前記最終沈澱池から前記反応槽に向かって汚泥の一部を返送する返送汚泥ポンプと、前記最終沈澱池で処理された沈降汚泥を排出する余剰汚泥ポンプと、少なくとも前記最初沈殿池、前記反応槽または前記最終沈澱池から下水処理の制御パラメータを設定する上で必要な情報となる水質データをサンプリングして蓄積するデータ蓄積装置と、前記データ蓄積装置で蓄積されたデータまたは制御対象の操作変数などを蓄積する操作変数蓄積装置と、前記操作変数蓄積装置で蓄積された変数に基づいて前記ブロアの空気量を設定するブロア設定値入力装置と、前記操作変数蓄積装置で蓄積された変数に基づいて前記各々のポンプの運転制御量を設定するポンプ設定値入力装置とを備えた下水処理制御装置において、前記データ蓄積装置と前記操作変数蓄積装置の間に、制御パラメータの設定の妥当性を評価する水質シミュレーション装置と、下水処理場に適した制御パラメータを自動的に設定する制御パラメータ設定装置とを備えたことを特徴とする下水処理制御装置。
Fターム (6件):
4D028BC18 ,  4D028BD11 ,  4D028BD16 ,  4D028CA09 ,  4D028CD01 ,  4D028CE03
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
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