特許
J-GLOBAL ID:200903016183478051

複合型ダンパーおよび同ダンパーを設置した免震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-039778
公開番号(公開出願番号):特開2002-242479
出願日: 2001年02月16日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 小地震から大地震まで効率的に減衰効果を発揮することができる複合型ダンパー、及び同ダンパーを設置した免震構造を提供する。【解決手段】 変形依存型の金属ダンパー4と、水平な可動抵抗板6と同抵抗板が浸漬される粘性体7を収容した粘性体容器8とから成る速度依存型の粘性体ダンパー9との組み合わせから成り、前記金属ダンパー4の上端部は上階の構造体へ固定され、該金属ダンパーの下端部は前記粘性体ダンパー9の可動抵抗板6を支持した支持部材5と接合され、前記粘性体容器8は下階の構造体へ固定され、前記可動抵抗板6は前記粘性体容器8の底面に対して適正な間隔をあけて配置され、前記粘性体ダンパー9の粘性体容器8の側壁に対する前記可動抵抗板6の水平方向のクリアランスは、前記可動抵抗板6が、中地震程度以下の震動エネルギーに伴う層間変形により当該粘性体容器8の側壁へ衝突する長さとされている。
請求項(抜粋):
構造物の層間に形成された免震層に設置されるダンパーにおいて、鉛や鋼等による変形依存型の金属ダンパーと、水平な可動抵抗板と同抵抗板が浸漬される粘性体を収容した粘性体容器とから成る速度依存型の粘性体ダンパーとの組み合わせから成り、前記金属ダンパーの上端部は上階の構造体へ固定され、該金属ダンパーの下端部は前記粘性体ダンパーの可動抵抗板を支持した支持部材と接合され、前記粘性体容器は下階の構造体へ固定されていること、前記可動抵抗板は前記粘性体容器の底面に対して粘性せん断抵抗を発生するに適正な間隔をあけて配置されていること、前記粘性体ダンパーの粘性体容器の側壁に対する前記可動抵抗板の水平方向のクリアランスは、前記可動抵抗板が、中地震程度以下の震動エネルギーに伴う層間変形により当該粘性体容器の側壁へ衝突する長さとされていることを特徴とする、複合型ダンパー。
IPC (3件):
E04H 9/02 331 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/023
FI (3件):
E04H 9/02 331 Z ,  F16F 15/02 Z ,  F16F 15/023 A
Fターム (8件):
3J048AA03 ,  3J048AC05 ,  3J048AD12 ,  3J048BC07 ,  3J048BE04 ,  3J048BE12 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38

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