特許
J-GLOBAL ID:200903016184138130

板状構造物の振動解析方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-007394
公開番号(公開出願番号):特開平11-203343
出願日: 1998年01月19日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 その大きさ(幅及び長さ)に対して高さが非常に低い板状構造物を対象とした振動解析を,一般的な計算機を用いて精度良く行うことが可能な板状構造物の振動解析方法及びその装置を提供する。【解決手段】 まず,複数の部材を組み合わせることにより全体として板状に形成された板状構造物を構成する上記各部材をそれぞれ有限要素を用いて詳細にモデル化し,該詳細モデルについての固有振動数を計算する。続いて,当該板状構造物を,所定のパラメータを含む1枚の板構造モデルとしてモデル化する。そして,上記板構造モデルについての固有振動数の計算を,該固有振動数が上記詳細モデルについての固有振動数と一致するまで上記所定のパラメータを変更しながら繰り返し行うことにより,上記詳細モデルと等価な板構造モデルを同定し,該等価板構造モデルを用いて振動解析を行う。このように,計算自由度が縮小された等価板構造モデルを用いることで,大規模な板状構造物を対象とする振動計算を一般的な計算機を用いて計算することが可能となる。
請求項(抜粋):
複数の部材を組み合わせることにより全体として板状に形成された板状構造物の振動解析方法において,当該板状構造物を構成する上記各部材をそれぞれ有限要素を用いて詳細にモデル化する詳細モデル化工程と,上記詳細モデル化工程で得られた上記詳細モデルについての固有振動数を計算する詳細モデル計算工程と,当該板状構造物を,所定のパラメータを含む1枚の板構造モデルとしてモデル化する板構造モデル化工程と,上記板構造モデル化工程で得られた上記板構造モデルについての固有振動数の計算を,該固有振動数が上記詳細モデルについての固有振動数と一致するまで上記所定のパラメータを変更しながら繰り返し行うことにより,上記詳細モデルと等価な板構造モデルを同定する等価板構造モデル同定工程と,上記等価板構造モデル同定工程で得られた等価板構造モデルを用いて振動解析を行う振動解析工程とを具備してなることを特徴とする板状構造物の振動解析方法。
IPC (3件):
G06F 17/50 ,  G01H 17/00 ,  G06F 17/00
FI (3件):
G06F 15/60 612 H ,  G01H 17/00 D ,  G06F 15/20 D

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